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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜援軍の鼓動〜
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天使―――”風の女神(リィ・バナルシア)”に仕えている天使モナルカの言葉の続きをリウイは答えた後真剣な表情で尋ねた。
「ええ。では私はゼムリア大陸での決戦に参戦する騎士達の編成がありますので本日はこれで失礼しますわ。」
「……その口ぶりだとモナルカ殿も此度の決戦に参戦するのか?」
モナルカの言葉を聞いてある事を察したリウイは尋ねた。
「はい。メンフィルと何度か面識のある私が適任との事なので。―――それでは今度こそ失礼しますわ。」
リウイの質問に答えたモナルカは客室から出て行った。
「リウイ様、シルヴァン陛下。少々よろしいですか?」
モナルカが退室して少しすると扉がノックされ、ペテレーネの声が聞こえて来た。
「ペテレーネか?ああ、別に構わん。入れ。」
「―――失礼します。リウイ様、シルヴァン陛下。その……セリカ様がレウィニアの”使者”としてお二人を尋ねてきたのですが如何なさいますか?」
入室したペテレーネは戸惑いの表情でリウイとシルヴァンにとって青天の霹靂ともいえる出来事を口にした。
「何?セリカがレウィニアの”使者”だと?何かの間違いじゃないのか?」
ペテレーネの報告を聞いたリウイは眉を顰めた後尋ねた。
「い、いえ……信じられないかと思われますが本当の事です。レウィニア神権国の親書もお持ちでしたし、それにセリカ様と同伴されている方の事も考えると本当の事かと。」
「”神殺し”に同伴者だと?”神殺し”の”使徒”ではないのか?」
ペテレーネの話が気になったシルヴァンは不思議そうな表情で尋ねた。
「いえ、”使徒”の方達ではありません。レウィニア神権国第十一軍『白地龍騎士団(ルフィド・ヴァシーン)』の騎士団長――――レヴィア・ローグライア様がセリカ様の同伴者です。」
「”白地龍騎士団”の騎士団長……―――”レウィニアの白き薔薇”か。一度レウィニアに戻ると言っていたが……何故奴まで連れてきたのだ?」
「それが……ゼムリア大陸で起こる決戦についての話し合いの為に訪問したとの事です。」
考え込んでいるリウイにペテレーネが言い辛そうな表情で答えた。
「…………どう考えても嫌な予感しかせんな。」
「同感です……というかそれ以前に普通使者が面会の約束もなく他国の皇に突然面会を申し出ますか?」
ペテレーネの答えを聞いた瞬間頭痛を感じたリウイは頭を抱え込み、リウイの言葉に頷いたシルヴァンは疲れた表情で呟いた。
「奴が外交の手順を知っている訳がないだろう……ハア……シルヴァン、悪いが奴の面会に付き合ってくれるか?」
「勿論そのつもりです。」
その後リウイ達やセリカ達と面会し、話し合い始めた。
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