北方作戦
第13話 作戦発動
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対水上警戒を厳にしろ。電探とソナーも積極的に使え」
金剛「了解ネー!」
座蒲郎「……」
およそ2週間ほどか……先は長いな……
陸軍少将に対する意見を述べた後に金剛に現地の到着予定日を聞いて、各艦隊に警戒を促す命令を出し、とこまでも真っ青な空を見て心の中でそう思った。
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……アナザーサイド……
一方の横須賀鎮守府
『……』
座蒲郎と主力艦が作戦で出払ってるせいか、横須賀鎮守府では普段は無い静けさが流れていた。
「「「……」」」
それは執務室も例外ではない。
陸奥「なんかこう静かだと、提督が来る前を思い出すわね」
長門「そうだな。確かに提督が来る前もこんな感じだったからな」
大淀「っと言いましても、艦隊が出撃してるしないに関係無く静かでしたが……」
長門「それを言われたら否定出来んがな……」
加えて言うなら、座蒲郎が来てから増えたとはいえ、執務室に出入りする艦娘はもとから少ないからか特に静かだ。ここが賑やかになるのは滅多に無い。
もし騒がしい者の名を出すなら……
那珂『は〜い♪みんなのアイドル、那珂ちゃんだよ♪??』
ライブをやってる那珂くらいだ。けれど本人は作成に参加して今は居ない。
大淀「よくよく考えてみれば、煩い方が居ましたね……」
長門「うむ……」
陸奥「確かに、あの子はねぇ……」
肝心な存在を忘れてたことに全員はひきつった顔を浮かべる他無かった。
とはいえ今は居ないが……
陸奥「そういえば提督、大丈夫かしら?
自分から陣頭指揮を執るとか言ってたけど……」
長門「まぁ仕方ないだろうな。もとより、いつか陣頭指揮を執ることになるとか言ったのは私だからな」
大淀「とはいえ……あの提督の事ですから、心配は無いでしょうけど……」
長門「不安だけが残るな」
「「……」」
座蒲郎を戦場に送り出した事に不安が残るものだったが、過ぎた以上は仕方ないから、今の彼女達に出来る事はみんなの帰還を祈るばかりだった。
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……主人公サイド……
それから5日が経過した7月20日の09:00(マルキュウマルマル)
一方の第一攻略部隊は、陸軍部隊が集まる津軽海峡にて燃料と弾薬,物資の補給を行うと共に、陸軍部隊の指揮官と会合していた。
陸軍中将「お初にお目にかかります、沢小路提督。
私が制圧部隊の指揮官です」
座蒲郎「初めまして、横須賀鎮守府の沢小路です」
陸軍少将「キスカ島守備隊の参謀です」
部隊指揮官の陸軍中将は向こうでの父さんくらいの歳で、
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