月光校庭のエクスカリバー
Episode1
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〜駒王学園校庭〜
SIDEイッセー
「――所詮は、折れた聖剣か。このデュランダルの相手にもならない。」
木場が禁手に至り、ゼノヴィアの切り札であるデュランダルによってイカレ神父フリード・セルゼンの持つ聖剣エクスカリバーが砕かれた。
「これで終わりだっ!」
木場が聖魔剣でフリードにとどめを刺すために目にも止まらぬ速さで斬りかかっていった。
ガンッ!!
「この程度か。」
グサッ!
次の瞬間フリードの左腕が異形の物に変わっていて、その腕についているマントみたいなもので木場の聖魔剣を受け止めやがった。
しかも、いつの間にか右腕に持っていた剣で木場を刺しやがった!!!
SIDE OUT
SIDEフリード
オレの前には1人の悪魔が腹に俺の神器魔剣創造ソード・バースで造った魔剣が刺さったまま血を垂れ流して倒れている。
この悪魔は聖剣計画の被害者らしいが、聖剣計画なんざ俺や相棒たちが被験者になったあの計画に比べれば取るに足らない、くだらないもんだ。
俺はアマゾン化した左腕を見た。
俺は新たな魔剣を空中に大量に造り出した後、宙に浮く無数の剣を悪魔共に放つため左腕を振り下ろそうとすると、
ガシャーン!!
結界の一部が破れ、俺の目の前に紅いアマゾンアマゾンアルファが、かつての相棒仁が現れた。
『久しぶりだな。相棒フリード。』
2年ぶりに相棒の声を聞いて俺は、俺の中の野生アマゾンを解き放った。
「アハハハハハッ!!!会いたかったゼェ、相棒ゥゥゥゥ!!」
その言葉を合図に、俺の体は高熱で包まれ、次の瞬間俺はアマゾン態=コウモリアマゾンへと姿を変えていた。
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