第5巻
敗者への屈辱×学園祭後の結果
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ーイングが収まらないので、俺が楯無の代わりに答えたのだった。
『落ち着けお前ら、俺が生徒会メンバーになれば適宣各部活動に派遣する事となった。俺としての肩書は最強の座と生徒会特別顧問の二つであって、思い出してもらいたいが国連軍少将なので大会参加は不可能だが各部活動の特別顧問としての司令塔だ。だがそれだけだと納得しないのであれば、俺らの部下を貸す事でマネージャーやら庶務をやらせる。それらの申請書は生徒会に提出するようにな』
「な、なるほど。それなら・・・・」
「仕方無いわね、それなら納得してあげましょうか」
「ウチの部活勝ち目なかったし、これは良い塩梅ね」
と言う声が周囲から聞こえる事で各部活動のアピール合戦が始まる、俺の立場を冷静に考えてくれた事で何とかなった。
「じゃあまずはサッカー部に来てもらわないと!」
「何言ってんのよ、ラクロス部の方が先何だから!」
「料理部の方が織斑さんの技術を見れるから、こっちが先よ!」
「はい!はいはい!茶道部ここです!」
「剣道部は後程でもいいですよ、織斑さんは剣道じゃなくて剣術だけど強いからねー」
「柔道部も同じく!体術やら寝技も大抵やりそうだし、コーチとしてなら納得する!」
俺の意志はあるが、特に問題無さそうなので生徒会特別顧問として所属する事となった。以後、普通なら楯無に従うが俺の方が強いので基本的に従う方となる。俺が簡単に締めると生徒達からは拍手と口笛で湧き起こる。俺の指示に従うと言う事は生徒会長より強い事で、俺が生徒会長になる所を特別顧問として生徒会の更に上の方へとなった。
「織斑一夏さん、生徒会特別顧問着任おめでとう!」
「おめでと〜」
「おめでとう一夏」
「おめでとうございます、これからは同じ者同士よろしくお願いします」
楯無、本音、簪に虚さんの言葉によりクラッカーが盛大に鳴らされた。ついでに言えば、武装神姫である四人は俺と簪の肩に座っている。場所は生徒会室、豪勢な机と窓が鎮座しているけどブラック・シャーク隊総司令官の象徴的でもある。
「やはり俺の考えによって、無事に解決したか」
「そりゃそうだよ、元々一夏がどこにも部活動入っていない理由として国連軍とIS学園生徒の板挟みだからね」
「簪ちゃんも知っているようだけど、学園長からも生徒会権限でどこかに入部させるようにと言われていたのよ。でもそれが斜め上の方に行った事で、これからも楽しめそうな感じがするってね」
「おりむーがどこかに入れば諦めてくれるだろうけど、特別顧問としてならコーチをすると言うなら自然的に諦めるだろうね〜」
「その他大勢の生徒が『ウチの部活に入れて』と言い出すでしょう。それを解決してくれた一夏さんには感謝致しますが、特
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