第5巻
敗者への屈辱×学園祭後の結果
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が、デモンストレーションにはなったと思った。今回の任務としては、敵がどのぐらいの戦力を持っているか。イギリスにて報告があった強奪されたサイレント・ゼフィルスの性能及び機能について、今回が前菜ならば何時か大嵐と言う名による戦いが待っているであろう。
学園祭が無事に終えてからしばらくして、俺の部屋にはセシリア、シャル、楯無、簪が事後報告として来ていた。
「・・・・以上が私らのご報告ですわ」
「報告ご苦労さん、にしても妙な組織が動き始めたと国連軍や暗部でも知っていたようだ。ま、俺達ブラック・シャーク隊は既に秘密結社亡国機業(ファントム・タスク)の狙いが俺のISだったらしいけど結局生身だけで叩き潰した。独立部隊と暗部との連携として取った行動が、吉に出た事で結束力が生まれたな」
「更識家は元々裏工作=搦め手専門と言えばいいのかしらね、対暗部用暗部を露払いした事で結局私の出番はなかったけどね」
「しょうがないよお姉ちゃん、一夏は元から強いし最近手に入れた剣だけで倒しちゃうんだから」
今回楯無の活躍はなかったけど、当面の危機は去ったようだけどもう少しここにいる楯無。それは俺の指輪をゲットした事で、自動的に同居人になる事はここにいる皆も分かり切っていた。そろそろ寝るかと思い、楯無以外の者らは自分らの部屋に行ったが俺と楯無はそれぞれのベッドにて寝る所だった。
「今日は流石に疲れたが、明日から忙しくなりそうだな楯無」
「お休みなさい、一夏。今だけは疲労回復していてね」
明かりを落として、布団の中に入り込むが自動的に二人で一つとなって寝る事が予想出来た。そんで明日になると既に姿はなかったが、今回の争奪戦に関して結果発表として体育館に集まっていた。ちなみに俺は生徒会長である楯無の隣にいる。
『皆さん、先日の学園祭ではお疲れ様でした。それではこれより、投票結果の発表を始めます。・・・・一位は、生徒会主催の観客参加型劇「シンデレラ」!』
「「「・・・・え?」」」
ぽかんと全校生徒が口を開くけど、俺としては予想通りのリアクションだったので口元が歪みそうになったが何とかポーカーフェイスに直した。数秒後、我に返った女子一同から一斉ブーイングが起きた。
「卑怯!ズルい!イカサマ!」
「何で生徒会なのよ!可笑しいわよ!」
「私達頑張ったのに!」
そんな苦情を手で制してから、楯無は言葉を続けるけど俺は軍服ではなくIS学園の制服を着ている。
『劇の参加条件は「生徒会に投票する事」なのよ、でも私達は別に参加を強制した訳ではないから立派に民意に言えるわ』
ま、そうだな。条件次第では驚きもしないが、俺が驚く訳も無ければ一部の生徒のみ驚愕していないのでこれは用意周到な計画の一つである。楯無の説明だとブ
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