暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第202話
[4/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
起きる前からメンフィルとクロスベルもアルフィン皇女とリィン・シュバルツァーの婚約を実質認めていたようなものとはどういう事ですかな?」
アルフィンの説明を聞き、答えに困ったクローディア姫が口ごもっている中アリシア女王は苦笑しながらアルフィンの説明に同意し、アリシア女王と共に同意したアルバート大公は気を取り直して尋ねた。
「それに関してはレン姫達がわたくし達に”戦争回避条約”や”救済条約”を提案しにこれからの方針を決めたわたくし達の前に現れた時に判明していますわ。」
「何?」
アルフィンの説明を聞いたリウイは眉を顰めた。
うふふ、アルフィン皇女にとっても悪くない話でしょう?元々リィンお兄さんに恋しているみたいだし、祖国も救える上民達のエレボニア皇族達に対する信頼を回復できるんだから、”皇族の義務”を果たして堂々と大好きなリィンお兄さんの許に嫁げるじゃない♪
「――――アルフィン殿下の仰る通り我々の前に現れたレン姫はアルフィン殿下に”救済条約”の実行を勧める時にこう仰いました。『元々リィンお兄さんに恋しているみたいだし、祖国も救える上民達のエレボニア皇族達に対する信頼を回復できるんだから、”皇族の義務”を果たして堂々と大好きなリィンお兄さんの許に嫁げるじゃない』、と。」
「ちなみにその場にはギュランドロス陛下の正妃であられるルイーネ皇妃殿下やヴァイスハイト陛下の側室の一人になるマルギレッタ様もいらっしゃっていた。」
「なるほど……もしそれが本当ならメンフィル帝国とエレボニア帝国が戦争状態になる前からメンフィルとクロスベルの皇族の方々はリィンさんとアルフィン皇女達の関係を把握し、実質認めていたという事になりますね。」
「何せレン姫自身がアルフィン皇女がリィン・シュバルツァーに対して恋愛感情を持っている事を口にしていますしな。」
カレイジャスに現れたレンの話を思い出したクレア大尉とオリヴァルト皇子は真剣な表情で説明し、二人の説明を聞いたエイドスは静かな表情でリウイ達を見回し、エイドスの言葉にセルナート総長は口元に笑みを浮かべながら頷いた。
「あー……確かにもうその時点でメンフィルとクロスベルは同盟を組んでいたからな。当然”救済条約”の内容や二人の関係を知っていた事に関しても否定できないな。」
「ハア……まさかこんな方法で情状酌量を求めてくるとは想定外です……」
「え、えっと……この場合仕方ないと思います。絶対に誰も予想できないでしょうし……」
二人の説明に対する反論が見つからないヴァイスは苦笑しながら答え、疲れた表情をしているエルミナにユーディットは苦笑しながら指摘し
「……そう言えば。リウイ陛下達がリベール(私達)にメンフィル軍の2大国との国境の通過の許可の話を
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ