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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第202話
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奪うように、私には兄様を喜ばせる”方法”を教えるように”命令”して……その後いつの間にか3人で愛し合ったんです……」
エリスの答えを聞いたその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「な、なななななななっ!?さ、3人でだって!?」
「え、えっと…………」
我に返ったマキアスは顔を真っ赤にして混乱し、エリオットは答えに困り
「ニシシ、皇族のアルフィンに”命令”されたんなら仕方ないよね〜。」
「まあ、リィンがとんでもないむっつりスケベって事実である事には違いないけど。」
「フィ、フィーちゃん!?一体どこでそんな言葉を覚えたんですか!?」
ミリアムはからかいの表情をし、フィーはジト目で呟き、フィーの言葉を聞いたエマは慌て
「あたし達が苦労していた時期にそんな事をしていたなんて……どうやら全部終わった後に全員でリィンをタコ殴りにする必要があるようね……!」
「ええ……!」
「例え殿下の事とはいえ、他人の恋路に口を挟むつもりは毛頭ないが……さすがに今の話は元エレボニア貴族として見逃せん話だしな。」
サラ教官は顔に青筋を立てて呟いて端末に映るリィンを睨み、ラウラとユーシスも続くようにリィンを睨んでいた。
「………………………」
「ユ、ユミル襲撃が起こる直前に……それも露天風呂で純潔をリィンさんに捧げたって……」
「……とんでもないです。マスコミのグレイスさん達が待機する部屋には会議の様子を見守る端末がなくて幸いしましたね。もしあったらアルフィン皇女とリィンさんの痴情の事実が世界中に報道されていたでしょうし。」
「アハハハハハハハッ!そしてその時点でアルフィン皇女にリィンの子供が宿っていたらとんでもない事態になっていただろうね♪」
「あんのリア充野郎が―――――!露天風呂でエレボニア皇女の”初めて”を奪うとか、あの野郎のリア充度は神がかっているんじゃねえのか!?」
同じ頃端末で会議の様子を見守っていたロイドは口をパクパクさせて固まり、エリィは表情を引き攣らせ、ティオはジト目で呟き、ワジは腹を抱えて大声で笑い、ランディは悔しそうな表情で咆哮を上げて端末に映るリィンを睨んでいた。
「先程述べたようにユミル襲撃が起きる前からわたくしとリィンさんは肉体関係に発展する程互いに思い合っていました。それに女性が”純潔”を捧げる相手は一生を共にすると誓った相手だというのが一般常識です。ましてや皇族のわたくしが自身の”純潔”を捧げる相手こそがわたくしの伴侶……わたくしはそう思っています。」
「え、えっと、それは…………」
「……確かにアルフィン皇女の仰っている通りですね。」
「う、うむ。アルフィン皇女、一つ聞きたいのだがユミル襲撃の事件が
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