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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第202話
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は驚いた後表情を青褪めさせて必死でエリゼの怒りを抑えようとし、エリゼに微笑まれているリィンは表情を青褪めさせて身体を震わせ、エリゼの様子に気付いたその場にいる多くの者達は大量の冷や汗をかいた。

(フフ、こんな国際会議はきっと歴史上初でしょうね。)

(ククク、そして我々はその歴史上初の会議に立ち会えたという貴重な経験ができたな。)

一方エイドスの小声の言葉に続くようにセルナート総長は笑いを噛み殺しながらリィンとアルフィンを見つめていた。



〜待機室〜



「アルフィン義姉様……」

「……………………」

「えええええええええええええええっ!?」

「で、でででで殿下とリィンが1度目のユミル襲撃が起きる前にそんな関係になっていたなんて……!?」

「しかも露天風呂でやっていたなんて、色々と滅茶苦茶だね。」

「ほえ〜……と言う事はボク達が何度も入っていたあの露天風呂でアルフィンは処女を捨てたんだ〜。」

「ミ、ミリアムちゃん!?」

端末で会議を見守っていたエリスは疲れた表情で頭を抱え込み、サラ教官は驚きのあまり口をパクパクさせ、エリオットとマキアスは混乱した様子で声をあげ、フィーはジト目で呟き、ミリアムの言葉を聞いたエマは顔を赤らめて慌て

「あの男は……!もし、メンフィルと戦争状態にならなければどうするつもりだったのだ!?」

「阿呆が……万が一その時の”行為”によって殿下が懐妊していたら内戦が終わってもエレボニアに大混乱が起きる事も予想できなかったのか……?」

「フフッ、色々な意味で”救済条約”に助けられたな……」

ラウラは厳しい表情で端末に映るリィンを見つめ、ユーシスは呆れた表情で呟き、ガイウスは苦笑しながら呟いた。



「ハア……もう何だか色々と滅茶苦茶な会議になってきたわね。」

「ア、アハハ……こんな公の場で自分の情事を口にするアルフィンさんも凄い度胸ですわよね……」

「……確かにある意味感心すべきかもしれないわね、あの皇女の度胸は。」

アリサが疲れた表情で溜息を吐いている中セレーネは冷や汗をかいて苦笑し、セレーネの言葉にセリーヌは呆れた表情で頷いた。

「そう言えばアルフィンがリィンに純潔を捧げた事をエリスが証明できるみたいな事を言っていたけど……」

「うっ。そ、それは………」

ゲルドが呟いた言葉を聞いたエリスが口ごもっているとその場にいる全員はエリスに注目し、全員の視線に耐えられなかったエリスは真っ赤にした顔を俯かせて答えた。



「その…………実は露天風呂で私と兄様が愛し合っている所をアルフィン義姉様が覗き見していまして………それで私達の”行為”が終わった後にアルフィン義姉様が現れて兄様には自分の純潔を
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