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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第201話
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(そ、その。この際わたくし達と”同じ”エマさんが相手だから白状しますけどわたくし達、学院に通っていた頃と”カレイジャス”で活動し始めた頃から交代で毎晩お兄様と愛し合っていたんです。)

(そうですか……フウ。後で会長にも知らせて、リィンさんに説教をしなければなりませんね。)

アリサとセレーネから驚愕の事実を聞いたエマは疲れた表情で溜息を吐いた後真剣な表情をし

(フフ、愛し合う事で力を得るなんて素敵な魔術ね……私もリィンとだったら……)

ゲルドは微笑みながら端末を見つめた後頬を赤らめた。



「……ねえ。今気付いたんだけどリィンがベルフェゴールと契約した方法って”性魔術”だったんじゃないの?確かプリネ達の話によるとベルフェゴールって男を誘惑して精気を吸い取る種族――――”睡魔族”の女王って話だよね?」

「そ、それは…………」

フィーの言葉を聞いたラウラは表情を引き攣らせ

「……そう言えば。リザイラの時もリザイラが”契約”の為と言って転移魔術でオレ達の目の前から消えたが……」

「状況的に考えて”性魔術”とやらで契約したのではないか?」

フィーのようにかつての出来事を思い出したガイウスの話に続くようにユーシスは呆れた表情で推測した。



「アハハ……そうなるとアイドスとアルティナも同じ”方法”で契約している気がするよ……」

「リィンって巨乳好きだもんね〜、ニシシ♪」

(エリス達の話によると私の胸も大きい方だから、リィンも私の胸、好きなのかな……?)

「リィンと付き合っている女性のある身体的特徴の比率の高さを考えると本当にそう思えて来たぞ……」

エリオットは苦笑し、からかいの表情をしているミリアムの言葉を聞いたゲルドが自分の胸を見つめて考え込んでいる中マキアスは疲れた表情で呟いたが

「……マキアスさん?その話ですと胸の成長がまだ未熟な私や姉様達は低い比率の方になるという事ですよね??」

「ちょっ、僕はそこまで言っていないぞ!?」

膨大な威圧を纏ったエリスに微笑まれ、慌てた様子で言い訳をした。

「とりあえず……全部終わった後にリィンを問い詰める必要があるわね。……後、さすがのあたしもリィンのリア充っぷりには殺意が湧いてきたわ……!何で教え子はモテているのに担任のあたしには素敵なオジサマが言い寄って来ないのよ―――!」

サラ教官は疲れた表情で呟いた後顔に青筋を立てて端末に映っているリィンを睨んでいた。



「せ、”性行為による魔術”って…………!!ロイド、まさかとは思うけどルファディエルさんとの契約も……!」

同じ頃端末で会議の様子を見守っていたエリィはある事に気付くとロイドを睨み

「そんなとんでもない方法でしてないっ
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