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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第201話
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…!」
「え、えっと……」
「あー…………まさかとは思うが”性魔術”の事を言っているのか?確かにその方法でリィンとメサイアが契約した可能性が高い事はわかっていたが、やはりその方法で契約していたのか。」
アルフィンの答えを聞いてある事を察したエルミナは顔を真っ赤にし、ユーディットは頬を赤らめて苦笑し、ヴァイスは困った表情で答えを濁した後苦笑しながらアルフィンに尋ねた。
「はい。その口振りですとリィンさんとメサイア皇女の”契約方法”をご存知だったようですね、ヴァイスハイト陛下?」
「おっと……まさかこんな方法で俺の言質を取るとはやるじゃないか。」
「何をやっているんですか、貴方は……」
自分の問いかけに肯定した後言質を取ったアルフィンの言動にヴァイスは感心し、エルミナは呆れた表情でヴァイスを見つめ
(せ、”性魔術”!?そ、それって……!)
(せ、”性行為”による魔術だよね……!?)
(……性別が異なる場合の契約は”性魔術”が一般的な方法ですわ。勿論”性魔術”以外にも契約できる方法はありますが……)
(えっと……その説明だとリィンが契約している他の異種族の人達とも”性魔術”で契約した可能性があるという事になりますよね……?)
ある事を察したエステルとミントは顔を真っ赤にし、呆れた表情をしているフェミリンスの説明を聞き、ある推測をしてしまったヨシュアは表情を引き攣らせてリィンを見つめていた。
「ぬう……まさか”性魔術”を口実にしてくるとは予想すらしていなかったぞ。」
「……それ以前にこんな公の場で”性魔術”の存在を普通口にするか?」
「え、えっと……今回の場合は仕方ないと思いますよ。」
リフィアは疲れた表情で呟き、頭痛を抑えるかのように片手で頭を抱えて呆れた表情をしているリウイにイリーナは苦笑しながら答え
「……………………」
(うっ……!)
エリゼの絶対零度の視線に気付いたリィンは大量の冷や汗をかきはじめた。
(うふふ、何だか面白い事になってきたわね♪)
(ふふふ、こんな公の場で”性魔術”の存在を口にする彼女の度胸には驚きましたよ。)
(フフ、でもリィンとメサイアが愛し合っている関係を示すのに一番有効な証明の仕方ね。)
(各国のVIPがあの不埒すぎる魔術の存在を知ったら、混乱するかと思われるのですが。)
(ううっ、皆さんは他人事みたいに言っていますけど、当人の私からすれば凄く恥ずかしいですわよ……!穴があったら入りたいくらいですわ……!)
一方会議の様子を見守っているベルフェゴールとリザイラは興味ありげな表情をし、アイドスは苦笑し、アルティナはジト目になり、メサイアは顔を赤らめて疲れた表情をしていた。
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