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昔の歌
5部分:第五章
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切りをしても平気で  嘘を何とも思わない

 何をしても気付かず  また同じことを繰り返す

 そうして遂には信頼を完全に失っても

 やはりそれにすら気付きはしない

 信頼の貴さを知りもせず  薄汚いことを繰り返す

 果てには何があるのか  それは言うまでもない

 破滅が今牙を剥いて迫っている

 しかしそれにも気付かず  今ものうのうと

 
 人を信じることには勇気がいる

 信じることが不可能な奴もいるからだ

 裏切りを裏切りと思わず  嘘も自分の為ならいい

 そんなことを続けて  あげくには全て他人のせい

 その果てにあるのは他人の嫌悪だが

 それを向けられても平気な顔で

 背信行為をしても同じで  悪事を果てしなく続け

 遂には破滅を迎えても  やはり気付いていない

 何処までも愚かな者は愚かなまま

 信頼されるに値しない者  最も愚劣な猿


 信頼の貴さを知りもせず  薄汚いことを繰り返す

 果てには何があるのか  それは言うまでもない

 破滅が今牙を剥いて迫っている

 しかしそれにも気付かず  今ものうのうと

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