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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
天馬の追走
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  VS
人魚の踵(マーメイドヒール)  カグラ&ミリアーナ





カンカンカン!!!


『ここで時間切れ!!!!試合終了!!!!この勝負引き分け(ドロー)!!!!
 両チームに5ポイントずつ入ります。』

引き分けとなったのだった。

「やっぱ強ェな、カグラ・・・。」

「まだ本気を出しているとも思えん。」

「毎年そうさ。カグラが本気になったトコなんて、
 誰も見た事ねーんだ。」

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のリオンとユタカって人はそう言う。

「カグラちゃん、大丈夫?」

「問題ない。あのリオンという男、筋がいいな。
 これが試合でなく殺し合いであったならば・・・
 死んでいたぞ、ミリアーナ。」

「う・・・。」

何か、とんでもない言葉が聞こえたな・・・。

「もっと強くなれ。」

「・・・うん。」




























『興奮冷めやらぬ会場ですが、
 次のバトルも目が離せないぞ−!!!!』

ついに・・・来た・・・!

『7年前最強と言われていたギルドと・・・現最強ギルドの因縁の対決!!!
 妖精の尻尾(フェアリーテイル)ナツ&ガジルVS
 剣咬の虎(セイバートゥース)スティング&ローグ!!!!
 しかもこの4人は全員が滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)!!!!
 全員が竜迎撃用の魔法を持っているーーーー!!!!』

俺とウェンディ、ラクサスさんもだけどね。

「待っていたぜ、この瞬間を。」

「・・・・・・。」

『ついに激突の時ーーーーーー!!!!勝つのは妖精か虎か!!!?
 戦場に4頭の(ドラゴン)が放たれた!ァ!!!』

「ガツンとかましてこい。」

「やってくださいね。」

グレイさんと俺がそう言う。

『夢の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)対決!!!ついに実現!!!!
 間もなく、試合開始です!!!!』
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