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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第510話】
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つとクリームメロンソーダです。 以上でお揃いでしょうか?」

「あ、はい」

「それでは、ごゆっくりおくつろぎください」


 折り目正しく、お辞儀する店員。

 一方の美冬は、瞳を爛々と輝かせてスプーンを手にとっていた。


「へへっ、それじゃあいただきまーす。 あ、む……」


 ジャンボミックスパフェをスプーンで一口掬い、それを食べると美春は――。


「んんーッ♪ 甘くて冷たーい♪ 美味しい〜〜♪」


 幸せそうに頬張る美春、また一口、一口と食べていく度に表情が緩んでいく。

 俺達には当たり前でも、やっぱり美春にとっては新鮮なのだろう、味覚で感じるのも、手で触れるもの全てが。

 俺もクリームメロンソーダのクリームをスプーンで掬い、二人で甘いものを堪能した。
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