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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第六話 訓練開始!
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の切り返しに絶句するティアナ。頭を抱えてしゃがみこんだ。

「もう…勘弁してよ…スバルだけでいいから、そういうのは」

「あはは」

おい、スバル。お前の事を言われてるんだぞ?なに笑ってやがる。

「アンタの事も言ってんのよ!」

あい、すみません……つーか、オレの心を読むな、ティアナ。

「とりあえず、試験の時と同じでいいか?オレが防御担当で、あとは臨機応変にって事で」

「…もうどーでもいいわよ。やってみないとわかんないし」

……そんな諦めたように言わないで欲しいなあ。一応、迷惑かけてるの自覚してんだからさ。

なーんて、若干へこんでいる所に、フィニーノ一士がオレ達のデバイスをもってコッチにやってきた。

集合と同時にデバイスにセンサーを付けるとかで回収して行って、その作業を今までやっていたのだ。

「みんなー、デバイス返すね」

受け取ったデバイスを確認してみたが、特に変わった様子はない。

訓練で影響は出ないようになっているな。

「みんな、いいかな?」

高町隊長もフィニーノ一士ときていたので、オレ達に話しかけてきた。

ズラッと整列する。

「今返したデバイスには、データ記憶用のチップが入っているから、ちょっとだけ大切に扱ってね。それと、メカニックのシャーリーから一言」

隊長が隣に立つフィニーノ一士を促した。

茶髪のロングヘアーでメガネを掛けているフィニーノ一士は、美人と言うよりは、カワイイ系の顔をしている。

「えー、メカニックデザイナー兼、機動六課通信主任のシャリオ・フィニーノ一等陸士です。みんなはシャーリーって呼ぶので、よかったらそう呼んでね」

ニコッて笑って自己紹介するフィニーノ一士。うん、カワイイカワイイ。

「みんなのデバイスを改良したり、調整したりもするので、時々訓練を見させてもらったりします。あっ!デバイスについての相談とかあったら、遠慮なく言ってね」

気さくな感じでフィニーノ一士が言ってくれた。

いいね、階級を笠にきる感じじゃなくて、本当に相談しやすい感じの人だ。

「「「「「はい!」」」」」

声をそろえてオレ達は答える。

どうやら、良い上司に恵まれているみたいだ。よかった。

「じゃあ、早速訓練に入ろうか」

高町隊長がそう言うが、目の前にあるのは、だだっ広い空間。どう訓練するんだろうか?

「ここで、ですか?」

オレ達を代表してティアナが高町隊長に質問した。

隊長は意味あり気に笑うと

「シャーリー」

フィニーノ一士に合図した。

「はーい」

右手を上げて返事をするフィニーノ一士。

そのまま手を振り下げる。

同時にフォロモニターとパネルが宙に浮き出
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