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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第六話 訓練開始!
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いか。
よし、じゃあ気合を入れてやるか!
「それだけオレ達が頼りないって事だ。よし!訓練なんだから元気だしていこうぜ!駆け足!」
オレが走り出すと…
「あ!」「待ってください!」
エリオ、キャロも走り出したきた。よし、いいぞ!
「あ!ずるいよ!」
スバルも後を追ってきた。そして…
「こらー!廊下を走るな!」
うん、ちゃんとティアナで落としてるな。ヨシヨシ
「どこで訓練するんだろうな?」
オレ達は指示された場所まで来て戸惑っていた。
訓練スペースと言われた場所は、海に面した人工広場、とでも言えばいいのか、何も無い空間だった。
エリオとキャロがいる時点で、オレ達と同じ基礎体力訓練はしないだろうし、模擬戦でもやるのかと思ったけど、このだだっ広い空間でなんの障害物も無しの模擬戦って、ただのタイマンにならないか?
「海あるし、水中戦やるのかな?」
発想の飛躍がすばらしく明後日の方向に飛んでいく意見を言ったのはスバル。
「いや、初日からそこまで変化球の訓練はしないいだろ。陸士だし、オレ達」
ツッコミ気味にオレが言う。そういう発想、嫌いじゃないけどね。
「どんな訓練になるんでしょうね?」
エリオが不安そうに聞いてくる。
まあ、組織に入った事のないエリオだ。勝手がわからないんだろうな。
「厳しい訓練になるのは間違いないさ。今のうちにポジションの確認でもしておくか?」
オレの意見に賛成したみんなは、それぞれのポジションを確認しあった。
フロントアタッカー スバル・ナカジマ。
ガードウイング エリオ・モンディアル。
センターガード ティアナ・ランスター。
フルバック キャロ・ル・ルシエとフリードリヒ。
まあ、バランスの取れた布陣だな。
「……で、アスカのポジションはどこなの?」
あ、オレだけ言ってないのがティアナにばれた。
さて、何て言うべきか……正直に言うしかないけどね。
「……ないよ。決まったポジションは」
「「「「はい?」」」」
オレが言うと、四人が綺麗にハモりながら聞き返してきた。
「だからないの!動き回ってのバリア要員だったから。いうなれば、フロントガードってところか?」
「いや、ないから、そんなポジション!」
ティアナがツッコんでくる。そこまで力一杯言わなくてもいいじゃん。悲しくなるわ。
「って言われてもなあ。ずっとそれでやってきたし」
「じゃあなんでポジション確認しようって言ったのよ!」
ティアナが間髪入れずに聞いてきた。
「いやー、みんなのポジション聞いてから決めようかなーって」
「あ…う…」
オレ
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