予期せぬ事態・・・そして
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「相変わらず憑依獣は厄介だね、直哉君」
「ええ、そうですね」
そして、憑依獣を倒して、帝劇に戻ると、真宮寺姉弟の世界から通信が来た。
「直哉さくら大変だ、大神が行方不明になった。
「「ええーーどういう事ですか?米田長官」」
「ああ、お前達がそちらの世界に行った直後、巴里の戦いを終えた次の日大神は・・・多分エリカを単独で探しているのでは、ないかと思われる」
「成る程長官こちらも、千明お姉さんの状態が・・・」
「何、千明に何か、会ったのか?」
「ええ、実は・・・
「何!!前鬼が、裏切ったのか?」
「僕にも、よく判らないんですが、どうやら、前鬼が憑依獣を操って千明お姉ちゃんを襲ったようなので」
「そうか・・・ならお前達は暫くそこに居ろ」
「いいんですか?」
「ああこちらは、何かに巻き込まれたかと言うことが、判ってないからな」
「それに裏直哉の気持ちを考えるとな」
「「米田長官」」
「すまんが紫藤直哉殿に代わってくれないか?」
「「はい」」
「代わりました」
「すまないが4人の事頼みます、それとこちらで調べた結果、貴方のお母さんの事が幾つかわかったので伝えます」
「はい」
「紫藤直哉さん貴方の母親である.紫藤桜花としてなく.真宮寺桜花としてなら、わしらの世界に、一時存在した記録がありました」
「わかりました。と言うことは、やはりあれはさくらちゃんと、僕が見た幻覚ではないんですね」
「直哉君如何するの?」
「大丈夫さくらちゃん僕は、あんな戯言を僕は信じてないから」
「ほうなら、私たちを倒すというのだな?」
「ああ」
「やってみるがいい!!」
その時、奇跡が起きた。何と死んでいるはずの直哉の両親が姿を現わした。
「直哉よく、私のオリジナルの誘惑に負けませんでしたね」
「母さん」
「流石だな直哉」
「父さん」
「さくらさん。お久しぶりですね」
「はいおば様」
「これからも直哉の事をよろしくね」
「直哉俺たちは桜武と共にお前たちと共にある」
「だから俺たちの事は気にするな」
「私のオリジナルを眠らせてあげてください」
そう言って、二人は消えた。
(やはりあの時僕たちの前に現れたのは母さんだった)
「そういう事ですので、直哉こちらの事は気にせず、前鬼を、助けてやれ」
「「はい」」
そして米田との通信は終わった。
「さてこれからどうしょうか?なのは、君達は如何する?」
「君達はもうすぐ向こうに行くだろう」
「お兄ちゃんそれを言うなら、大神さんもでしょう」
「直哉君達は、どうする?」
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