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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第191話
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容やリウイ陛下からの兄様への伝言を信じる限り、メンフィルは例え情状酌量を認めても、クロイツェン州は返還しないのに一体何故レグラムだけ……」

ゼルギウス達が去った後エリオットやゲルド、エリスは考え込み

「……あくまであたしの推測だけど、もしかして”微笑みの剣妃”が言っていたリベールがメンフィル、クロスベルによる二大国侵攻を認めた件が関係しているんじゃないかしら?」

サラ教官の言葉によってゲルドを除いた全員はカレイジャスでのルイーネの発言を思い出した。



メンフィルがリベールに対して”謝罪金”として長期間メンフィルの税金の一部―――それもリベールにとっては20倍以上にあたる1年の国家予算を支払う事に加え、メンフィルとクロスベルが二大国との戦争によって得た領地の一部をリベールに贈与するという内容があった事が一番の理由だと思われますわ。



「あ……っ!」

「た、確かにそんな内容を話していたな……!」

ルイーネの発言を思い出したアリサとマキアスは声を上げ

「そしてリベールに贈与する領地の一部がラウラの故郷かもしれないって事か。」

「………………」

「ラウラさん……」

フィーは真剣な表情で呟き、故郷が国家間の取引に使われている事に複雑な思いを抱えて黙り込んでいるラウラに気付いたエマは心配そうな表情をした。



「君達も来ていたのか………」

するとその時ロイド達―――”特務支援課”がアリサ達に近づいてきた。
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