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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
終章〜若獅子と英雄達の軌跡〜 第190話
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ンとアルフィン、クレア大尉を連れて現れ、ヴァリアントからはクロスベル帝国の軍人達やダドリー達クロスベル警察の”捜査一課”の刑事達と共にヴァイス、エルミナ、アル、ユーディットが現れ、レミフェリア公家専用の飛行艇からは護衛や秘書と共に現れたレミフェリア公国国家元首、アルバート・フォン・バルトロメウス大公はそれぞれリベールが用意したリムジンや車両に乗り込み、王国親衛隊が運転する装甲車の先導によってエルベ離宮に向かった。









同日、11:00―――――





正午前―――各国のVIPがエルベ離宮にて勢揃いした瞬間であり、リムジンから降りてきた各国の首脳達はリベール王国の代表であるアリシア女王やクローディア姫と挨拶をしていた。





〜エルベ離宮〜



(まさに圧巻ですね……)

(はい……エレボニア帝国を除けば全員国王クラスの方々ばかりですからね……”通商会議”の時よりも凄まじいメンバーが集まっているといっても過言ではありません。それよりリィンさん、大丈夫ですか?)

アリシア女王やリウイ達にそれぞれ挨拶をしているオリヴァルト皇子とアルフィンの様子を驚きの表情で見ていたリィンの小声に静かな表情で答えたクレア大尉は心配そうな表情で尋ねた。



(?何の事でしょうか。)

(……エリゼさんの事です。)

(あ……………)

クレア大尉の言葉を聞いたリィンは呆けた後複雑そうな表情でリフィアの背後に控えているエリゼに視線を向け

「?(兄様……)………………」

リィンの視線に気付いたエリゼは一瞬複雑そうな表情をしたがすぐに表情を戻して静かな表情でリィンとクレア大尉を見つめて会釈をし

(……大丈夫です。エリゼは”通商会議”にも参加したのですから、エリゼが参加する事も予想していました。俺達の為に陰でずっと動き続け、苦渋の決断でクロウを制圧したエリゼの為にも今回の会議は例え相手が(エリゼ)でも、負ける訳にはいきませんから。)

(リィンさん…………フフ、そうですね。)

リィンの決意を知ったクレア大尉は驚いた後やがて優しげな微笑みを浮かべた。



「―――各国首脳の皆様。ようこそ、遠路はるばるリベールへいらっしゃいました。リベール王国の国王、アリシア・フォン・アウスレーゼと申します。」

その時アリシア女王が各国からのマスコミのカメラによるフラッシュにたかれながら説明を始めた。

「新年早々我が国と友好を結んでいるエレボニア帝国の存亡をかけた『エレボニア存亡会議』に参加して頂き、誠に有難うございます。通例ならば、この場で歓迎の意と共に開会宣言をさせて頂くところですが……その前に、この会議に急遽参加する事になり、ゼムリア大陸に住む誰も
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