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昔の歌
10部分:第十章
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 あの時も自分はこうだったのだと

 思って一人笑う

 しかし実のところはどうも  そうでもないのだ

 けれどそうでもある

 それは一つではないからはっきり言えない

 そういうものだ

 しかし実際のところは定まっていない
 
 だからこそ落ち着くこともありはしない

 人間はそうしたもの

 あやふやで落ち着きない

 この世にありながら半分幻で

 見えているようで見えていないから

 ぼんやりとしているものだ


 実際は別のことをしてもいいししなくてもいい

 世の中とはそういうもの

 だから今考えていることは

 若しかしたら幻想かも知れない


                    2007・5・23

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