暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜リィンの妻、アルフィン・シュバルツァー〜(幕間2終了)
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〜シュバルツァー男爵邸・リィンの私室〜
「フウ…………(今日は本当に忙しい一日だったな……それにアルフィン殿下が俺の伴侶だなんて、今でも信じられないな……)」
仲間達と共に騒ぎ終え、久しぶりの自室で休もうとしていたリィンは苦笑しながらクロスベルでの”試練”やエイドスの”試練”、そしてアルフィンとの結婚を思い出していた。するとその時扉が開き、アルフィンが部屋に入って来た。
「こんばんは、あなた♪」
「へ―――――で、殿下……じゃなくてア、アルフィン。こんな夜遅くにどうしたんだ?」
アルフィンの登場に驚いたリィンは不思議そうな表情で尋ねた。
「あら、あなたったら、何をおかしなことを言っているんですか?わたくし達は今日夫婦になったのですから、”初夜”を過ごす為に決まっているでしょう♪後今日は元旦ですから”姫始め”にもなりますわね♪」
「え”。」
(うふふ、確かにその通りね♪っと、その前に結界っと♪)
(ふふふ、しかも今日は年が変わったばかりの元旦ですからあらゆる意味で”姫始め”になりますね。)
(ア、アハハ……)
(まあ、結婚する前からそれなりの頻度で一緒に夜を過ごしていたから厳密には違うと思うけどね……)
(………やっぱりこうなりましたか。)
アルフィンの言葉にリィンが表情を引き攣らせている中、リザイラと共に微笑ましそうに見守っているベルフェゴールは結界を展開し、メサイアとアイドスは苦笑し、アルティナは呆れた表情で呟いた。
「ベ、ベルフェゴール……」
「うふふ、いつも空気を読んでくださってありがとうございます♪さあ、あなた………女神様に祝福された大陸初の夫婦としてたくさん愛し合いましょう♪」
その後リィンとアルフィンは深く愛し合い、互いが繋がった状態で互いを抱きしめながら眠り始めた。
(ふふふ、結婚した日が危険日の期間だったとはこれも”女神の巡り合わせ”とやらかもしれませんね。)
(ア、アハハ……全てが終わったらエレボニア帝国は様々な意味で騒ぐ事になるでしょうね。)
(とりあえずアルフィン様の結婚はエレボニア帝国中が騒ぐ事になるのは確実でしょうね。………後は結婚と同時に判明する可能性が高い懐妊事実によって更に騒ぐ事になるでしょうね。)
(フフ、私もいつかリィンの赤ちゃん、産みたいわ……)
「うふふ、ご主人様の赤ちゃん、孕んでいるといいわね、アルフィン♪」
リィンの身体の中にいるリザイラ達がそれぞれ念話で話し合っている中、ベルフェゴールが外に出てリィン達が風邪を引かないように毛布と布団をかけ、アルフィンを見つめてウインクをしてリィンの身体の中へと戻って行った。
こうして……リィン達の長
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