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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜アルフィン皇女の降嫁〜
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非常識過ぎなの。」

「というかエイドスは一体どれ程の凄まじい効果を秘めた様々な武具や装飾品を持っているのかしら?」

エイドスのあんまりな発言にナユタとノイ、クレハはそれぞれ呆れた表情をしていた。



「あ、リィンさんと婚約している人達は後で私に申し出てくださいね♪リィンさん達に渡したのと似たような指輪はまだたくさんありますので、結婚祝いとしてそれを渡しますので♪」

「ううっ、それもどうせ”在庫処分”をしたいからなんでしょうね……」

「え、えっと……女神様直々に祝いの品を送られるのですから、気にしない方がいいのでは?」

(私も後でエイドスに申し出ようかな……?)

エイドスの発言を聞いたその場にいる全員が再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中、疲れた表情をしているアリサにエリスは苦笑しながら答え、ゲルドは静かな表情で考え込み

「ちょっ、エイドスさん!?頼みますから外部の人達にそんなポンポンとオレ達の時代では古代遺物(アーティファクト)扱いされる代物を渡さないで下さいよ!?」

「お願いしますから、少しは自重してください……!本来でしたら星杯騎士団(われわれ)が回収して保管すべき古代遺物(アーティファクト)なのですから……!」

ケビンとリースは疲れた表情でエイドスに指摘した。



「今の内に言っておきますがリィンさん達に渡す指輪はラウラさんの魔剣同様”空の女神”である私自身が所有を認めた方達なのですから、反論は許しません♪」

「「う”……」」

「フッ、それを言われてしまっては我々はお手上げだな。」

「何せ僕達の崇めている存在の意志を無視する訳にはいかないしねぇ?」

「ハア…………」

エイドスの答えを聞いたケビンとリースが唸り声を上げている中、口元に笑みを浮かべているセルナート総長とワジの言葉を聞いたルフィナは疲れた表情で溜息を吐いた。



「もう、この娘ったら……―――それじゃあ気を取り直して始めますね―――――」

一方その様子を呆れた表情で見守っていたフィーナは気を取り直して真剣な表情でリィンとアルフィン皇女を見つめてエイドスが省略した長い台詞を言い始め、やがてその台詞も終えようとしていた。

「汝、リィン・シュバルツァーは、アルフィン・ライゼ・アルノールを妻とし、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しきときも、死が二人を分かつまで、愛し合うと誓いますか?」

「はい、誓います。」

「汝、アルフィン・ライゼ・アルノールは、リィン・シュバルツァーを夫とし、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しきときも、死が二人を分かつまで、愛し合うと誓いますか?」

「はい、勿論誓いますわ。」

「では互いの指輪を交換して
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