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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜アルフィン皇女の降嫁〜
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願いしますわね♪」
「あ、待ってください。リィンさん、アルフィン皇女。指輪交換の為に必要な肝心な指輪はこれらを使って下さい。」
フィーナが始めようとしたその時、エイドスが異空間から二つの指輪を取りだしてそれぞれリィンとアルフィン皇女に一つずつ手渡した。
「あの指輪は一体……?何やら凄まじい”風”を感じるが……」
「ブッ!?ちょっ、エイドスさん!?その指輪から凄まじい霊圧を感じるんですが……!?」
「まさかとは思いますけど、
古代遺物
(
アーティファクト
)
ですか……?」
指輪を見て何かに気付いたガイウスは目を丸くし、ケビンは吹き出した後表情を引き攣らせ、ルフィナは疲れた表情で問いかけた。
「あ、別に大したものではないですよ?リィンさんに渡したアルフィン皇女の指にはめる指輪は”エンゼルリング”、アルフィン皇女に渡したリィンさんの指にはめる指輪は”フォースリング”という名前で効果は偶然だと思うのですが皆さんの戦術オーブメントに嵌めている”マスタークオーツ”と同じ名前の効果を発揮して、後は指輪に上位アーツが込められていて、そのアーツを使う時だけ念じて指輪を掲げれば指輪に込められた魔力によって何度でも上位アーツを詠唱無しですぐに発動できるだけですよ?」
「ええっ!?マ、”マスタークオーツ”と同じ効果を発揮する上、しかも上位アーツが詠唱無しで何度でも放てる指輪!?」
「それってとんでもない効果じゃないのか!?」
エイドスの説明を聞いたエリオットとマキアスはそれぞれ信じられない表情で声をあげた。
「フフ、そんな物をあっさりと手放すなんて、さすがは”空の女神”だね♪」
「感心している場合じゃないよ、アンちゃん……そ、その結婚式で使うだけで後で返す必要があるんですよね?」
口元に笑みを浮かべているアンゼリカの言葉に呆れたトワは冷や汗をかきながらエイドスに尋ねた。
「いいえ、先程渡した指輪は結婚するお二人への”祝い品”として渡しましたから返す必要はありません。というか在庫処分ですので、返品は受け付けません♪」
笑顔で答えたエイドスの言葉にその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「ハア……ラウラの時同様、あのハチャメチャ女神にとってはそんなとんでもない代物も大した物ではないのでしょうね……」
「こんな時くらい、遠回しな言い方はできんのか!?」
「アハハ、本音が出たね〜。」
「結局はそれなんだね。」
我に返ったサラ教官は疲れた表情を溜息を吐き、ユーシスは疲れた表情で指摘し、ミリアムは無邪気な笑顔を浮かべ、フィーはジト目で呟いた。
「へ、返品は受け付けないって……」
「在庫処分したいと思っている指輪を結婚用として使うなんて、
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