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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第189話
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、皆さんもよかったですね。わたくし達だけ抜け駆けした形になりましたから、これで公平な立場ですね。」

「あ、あの………そんな呑気な事を言っている場合ではないと思うのですが……」

微笑んでいるセレーネにメサイアは表情を引き攣らせて指摘した。



「いや〜、今の話だとアンタもリィンの退学後にリィンと籍を入れる事になるわよね〜?」

「ニシシ♪ねえねえクレア〜、結婚式はいつ〜?」

「サラさん!ミリアムちゃん!」

口元をニヤニヤさせるサラ教官とミリアムにからかわれたクレア大尉は顔を真っ赤にして声を上げた。

「ア、アンタねえ!?いい加減にしなさいよ!?そんな非常識な事がまかり通ると本気で思っているの!?」

その時セリーヌが疲れた表情で声を上げてエイドスに指摘し

「え、何をおかしなことを言っているんですか?だって私はゼムリア大陸の人々が崇め続けて来た女神―――”空の女神”ですから、そんな非常識な事も通って当然でしょう?神の言葉は絶対服従が基本ですし♪」

エイドスの答えを聞いたその場にいる全員が大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。



「た、確かに言っている事は間違っていないけど……」

「ま、前に会った時は自分が”空の女神”である事を滅茶苦茶否定していたのに……」

「”こんなの”が”空の女神”だなんて今でも信じられないね。」

「それにこんな厚かまし過ぎる女神、どこを探してもいないだろうな。」

「?どうしてエイドスの事をそこまで悪く言うのかしら?エイドスはアリサ達の為に提案してくれているのに。」

「フム……ゲルドの指摘は間違ってはいないのだが……」

「フフ……それでリィン、どうするんだ?」

我に返ったエリオットとマキアスは疲れた表情をし、フィーとユーシスは呆れた表情で呟き、不思議そうな表情で首を傾げているゲルドの疑問を聞いたラウラは困った表情をし、ガイウスは苦笑しながらリィンに問いかけた。



「う”……あ、あの……エイドスさん、冗談ですよね……?」

ガイウスに話を振られたリィンは大量の冷や汗をかきながらエイドスに懇願するかのような表情で尋ねたが

「あら……その様子ですとまだ増やして欲しいのですか?結婚で足りないのでしたら、後残っているのは子供を作ってもらう事くらいしか――――」

「わ、わかりました!その条件を守りますからこれ以上増やすのは止めてください!」

エイドスが更に状況を悪化させようとした事に気付いて慌てた様子で答えた。



「フッ、言質は取ったよ、リィン君♪君とは今日から義兄弟の関係だね♪」

「うふふ、前言撤回はできませんわよ、あ・な・た♪」

「あ”…………」

そしてオリヴァルト皇子とアル
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