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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第185話
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)”。とてつもない使い手だったね……」

「フン、”特別模擬戦”の借りは返させてもらったぞ。」

マキアスとエマは自分達の勝利に息を切らせながら明るい表情をし、アンゼリカは安堵の溜息を吐き、ユーシスは鼻を鳴らして静かな笑みを浮かべた。



「”千の腕”――――情報では”守護騎士”クラスとの事でした、下手をすればそれ以上だったかもしれませんね。」

「ええ……まさかここまで手間取るとは思わなかったわ。」

「シスターとは思えないくらい、強すぎよ……」

「アハハ、勝ったからそんな細かい事は気にしなくていいんじゃないの〜?」

クレア大尉とサラ教官は真剣な表情でルフィナの強さを思い返し、疲れた表情で呟いたアリサにミリアムは無邪気な笑顔を浮かべて指摘した。



「―――それでは2戦目に参加する方達は前に出てください。」

「承知。」

了解(ヤー)。」

「は、はい!」

そしてエイドスの言葉に頷いたラウラ、フィー、トワはリィン達の所へ戻るアリサ達と交代して前に出て来た。



「ナユタ、頑張ってなの!」

「星を救った勇者としての力、みんなにも見せてあげて……!」

「ハハ、勇者だなんて大げさだよ。」

一方ノイと共に応援の言葉を送ったクレハの言葉に苦笑したナユタは前に出てラウラ達と対峙した。



「そなたが相手か……!」

「会長、先祖が相手だけど大丈夫?」

「だ、だから違うよ〜!ただ名前が偶然同じなだけだよ〜!」

自分達の対戦相手をナユタと知ったラウラは驚き、フィーに尋ねられたトワは慌てた様子で答え

「アハハ……僕が”試練”の相手に務めるなんて正直”役不足”としか思えませんけど、やるからには手加減抜きで全力で行かせてもらいます……!」

慌てているトワに苦笑したナユタは剣を構えた!



「望む所……!」

「二人とも、全力で行くよ……っ!」

「承知……!」

ナユタの言葉に応えるかのようにフィーは武器を構えて答え、トワの号令に頷いたラウラは武器を構えた。



「第2戦―――始め!」

そしてエイドスの号令を合図にラウラ達はナユタとの戦闘を開始した!
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