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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第185話
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叩きつけ

「止めだ!奥義――――インフィニティア・ストライク!!」

ラッシュ攻撃を終えた後両手に溜め込んだ闘気をワジに叩きつけ、闘気を爆発させて吹っ飛ばし、そこにエネルギーを溜め終えたミリアムが巨大なハンマーと化したアガートラムを両手で持ってワジに詰め寄り、ワジの目の前でハンマーを振り下ろした!



「リミットブレイク!ワールド――――デストロイヤー――――――ッ!!」

ミリアムがワジの目の前でハンマーを振り下ろすと地面から戦場全体をも呑み込む程のドーム型のエネルギー大爆発が起こると共に大地震が起こった!

「うあああああああっ!?やれやれ……参ったな…………」

ハンマーと化したアガートラムに溜め込んだエネルギーを解放するミリアムの最終奥義―――――ワールドデストロイヤーによるダメージに耐えきれなかったワジは地面に膝をついた!



「―――そこまで!勝者はZ組の皆さんです!」

二人の戦闘不能を見届けたエイドスは号令をかけ

「フッ、まさかこれ程とはな。」

「姉様を制圧した事もそうですが”聖痕(スティグマ)”を解放した”守護騎士(ドミニオン)”をも制圧するなんて……」

「ハハ……さすがは三国が用意したとんでもない使い手達を相手に勝利しただけはあるな。」

二人の敗北にセルナート総長は口元に笑みを浮かべ、リースは信じられない表情をし、ケビンは苦笑していた。



「よし……!」

「何とか一勝しましたね……!」

一方リィンとエリスは仲間達と共にアリサ達の勝利に喜び

「喜ぶのはまだ早いぞ。多分次からが”本番”だ。」

「残り2戦は女神様が選出する人だから、やっぱりあの人達の中の誰かだよね……?」

「一体誰が来るんだ……?」

真剣な表情で呟いたトヴァルの言葉を聞いたエリオットは不安そうな表情で、ガイウスは真剣な表情でアドル達を見つめていた。

「ゲルドさん、予知能力でわたくしやこれから皆さんが相手をする事になる方はわかりませんか?」

「……わかるけど、それを教えたら”試練”にならないわ。」

「それは……確かにその通りですわね。」

アルフィン皇女の問いかけに静かな表情で答えたゲルドの答えを聞いたセレーネは一瞬複雑そうな表情をしたがすぐに納得した。



「やれやれ……さすがに8対1は厳しすぎたな。」

「すみません、ヘミスフィア卿……サポートに回れなくて……」

疲れた表情で呟いたワジにルフィナは申し訳なさそうな表情で答え

「フフ、別に気にしなくていいよ。」

ワジは口元に笑みを浮かべて答えた。



「ハア……ハア……か、勝ったのか……?」

「はい……!」

「フゥ。”守護騎士(ドミニオン
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