第45話(6章終了)
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………私は………………」
影の王に見つめられたサティアは強く言い返した後、辛そうな表情になり黙り込んだ。
「クク、まあいい。次の”星層”でお前は否が応でもかの”神剣”を呼ぶ状況に陥る。その時、お前はどのような選択をするのか楽しみにしているぞ。………悲劇を繰り返すか、もしくは新たな道を進むか………」
「………………そんな………………ま………さ………か…………」
そして影の王の言葉を聞いたサティアは信じられない表情をした。
「言っておくけど………もう、お前はこれ以上楽しめないよ?」
「ほう?どういう事だ?」
その時エヴリーヌが静かに呟いた言葉を聞いた影の王は尋ねた。
「………それはお前がここで死ぬからだよっ!跡形もなくねっ!!………審判の轟雷!!サンダーシクリオン!!」
「ガアアアアア――――ッ!?」
そして突如エヴリーヌが同時に放った魔術とアーツを受け悲鳴を上げた後、その場で跪いた!そしてエヴリーヌは敵の目の前に転移し
「死ねっ!二連釣瓶打ち!!」
クラフトを放った!しかしその時敵は姿を消してしまい、エヴリーヌの攻撃が敵の仮面を顔の右半分を破壊した瞬間で消えた!
「え…………………」
敵が消える一瞬見えた敵の右半分の素顔を見たリースは呆けた。
「また逃がしたっ………!相変わらず、ムカつく………!!次こそは絶対に殺すっ…………!!」
敵を逃がしてしまったエヴリーヌは悔しそうな表情で呟いた。
「フフ、中々の攻撃だった。―――次なるは『時の道』。過去の妄執の叫びを聞きながら、”闇王”と”神殺し”の駒を手に入れるがいい。2つの駒が揃った時、新たな道が開かれ”魔”の贄に捧げられた妖精の妃の駒も手に入れるだろう。さすれば『試練の道』へ続く道も開かれるだろう。”闇の巫女”を手に入れ、挑むがいい。………次に邂逅をする時はケビン・グラハムが共にいる時だろう………」
そして影の王の言葉が空間中に響き渡った後、影の王がいた場所に封印石が現れた!
「封印石………!」
「”影の王”は”闇の巫女”って言ってたわね……………じゃあ、次に解放される人は………!」
封印石を見たアドルは驚き、エステルは嬉しそうな表情をした。
「「………………………」」
一方リースとサティアはそれぞれ表情をわずかに暗くしたり、呆けて黙り込んでいた。
「2人ともどうしたのじゃ?」
2人の様子に気付いたリフィアは尋ねた。
「ううん、なんでもないわ。気にしないで。」
「はい。…………新たな封印石も手に入ったことですし………先程の戦闘の疲れもありますからいったん拠点に戻って中の人達を解放するとしましょう。」
リフィアに尋ねられたサティアはどこか陰
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