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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第45話(6章終了)
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放った!

「余に秘められし真なる力、思い知れっ!究極なる光、クロースシエル!!」

リフィアが放った光の奔流は敵を呑み込み

「汝、その諷意(ふうい)なる封印の中で安息を得るだろう……永遠に儚く……」

サティアが魔術を放つと敵の頭上に光の羽が舞った後、羽は固まり、いくつもの光が発生し、光は柱と化して敵に降り注いだ!

「セレスティアルスター!!」

「なんて威力………!これが”正義の大女神”の力………!」

一方サティアが放った大魔術の威力を見たエクリアは目を見開いて驚いた!そしてサティアのSクラフト―――セレスティアルスターが終わった時、リースは法剣を構え、全身に魔力と聖気を纏っていた!

「我は秘蹟の守護者にして三界の秩序と安寧を守護せし者なり………万物の根源たる七耀を司る女神(エイドス)よ、今こそ御力を………!行けっ!!」

法剣を構えたリースは瞳を閉じて強く祈りを捧げた後目を開け、法剣の刃を飛び回らせた!飛び回った刃はなんと敵の頭上に”星杯”を描いた後、戻って行った!そして”星杯”は光り輝いた後、一本の巨大な光の柱となって敵を貫いた!そしてリースは全身に纏っていた魔力と聖気を全て法剣に注ぎ込んだ後、法剣をふるった!

「憐れなる魂に救いを!ヘヴンセイバー!!」

リースが放った強き祈りを捧げることによって自身の魔力と聖気が籠った法剣に浄化の光の力を付与させ、敵を薙ぎ払うSクラフト―――ヘヴンセイバーによってリースの法剣は光によって数倍の長さになった後、敵を襲った!リースの攻撃が終わるとそこには満身創痍の様子の敵がいた!



「…………せめて最後は同胞であったお前達の手で眠らせてやれ。」

「フン。」

「……………………」

「グオッ。」

それを見たリフィアはディアーネ達に視線を向けて言い、言われたディアーネは鼻を鳴らした後背後に無数の魔槍を現させ、エヴリーヌは顔を下に向けていたがやがて決意の表情で顔を上げて弓にすざましい魔力と闘気を込め始め、カファルーは頷いた後全身にすざましい炎を纏わせて飛び上がった!

「我が魔槍にて、還るがいい!さらばだっ、ザハーニウよっ!キル・ディアーネ!!」

「グオオオオオオオオ――――ッ!!」

「………さよなら、お祖父ちゃん………!お祖父ちゃんやラーシェナ達と過ごした日々は絶対忘れない………!ゼロ・アンフィニッ!!」

ディアーネが放ったSクラフト―――キル・ディアーネ、カファルーが放った獄蓮の翼の威力をさらに上回り、灼熱の炎によって発生した炎のカファルーをカファルーが放って突進させるSクラフト―――炎獣王の突炎撃、涙を流しながら放ったエヴリーヌのSクラフト―――ゼロ・アンフィニは敵の心臓らしき部分を同時に貫いた!


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