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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
外伝〜サティア・セイルーン〜
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……ね。」

転位陣を見たエステルは驚き、サティアは静かに呟いた。しかし、その時巨大な妖しげな光陣が目の前に現れた!

「やはり来たか………!」

それを見たアドルは仲間達と共に武器を構えて警戒した。そして妖しげな光陣からすざましい暗黒を纏った巨大な”何か”が現れた!」

「な、何よコイツ………!」

「…………今まで戦った”悪魔”とは桁違いの力を感じます。下手をすれば”魔王”クラス………!」

新たな敵を見たエステルは信じられない表情をし、リースは警戒した様子で敵を睨んだ。

(ぴ、ぴえっ!?そ、そんな………!)

(馬鹿な!?貴様は………!)

(グオッ!?)

「!?そ、そんな………!お、お祖父ちゃん!!」

一方それぞれの契約者を通して敵を見たテトリ、ディアーネ、カファルーは驚き、エヴリーヌは信じられない表情をして叫んだ。

「………オオオォゥアアア……………」

エヴリーヌに見つめられた敵は叫び声をあげていた。

「エヴリーヌ?こやつを知っているのか?」

「………ザハーニウ。………エヴリーヌ達”深凌の楔魔”第一位にして”深凌の楔魔”の盟主だよ。」

「!!なっ………こやつが………!」

エヴリーヌの答えを聞いたリフィアは目を見開いて敵――――ザハーニウを見つめた。

「”第一位”って………それってめちゃくちゃ強いじゃない!エヴリーヌやカファルーより上って………どれだけの強さなのよっ!?」

「!話は後です!来ます!」

さらにエステルも驚きの声を上げ、エクリアは敵の行動を見て警告した!

「クッ………力を貸して、テトリ!!カファルー!!」

「ディアーネ!お前もだ!!」

そしてエステルとリフィアはそれぞれ召喚した!

「ぴ、ぴえええ〜………!だ、大丈夫、大丈夫………!あの時とは状況が違うんですから………!」

召喚されたテトリは身体を震わせながら自分を叱咤し

「グオオオオオオオオオオオ―――――ッ!!」

「ハハハハハハッ!まさか貴様と矛を交える事になるとは思わなかったぞ、ザハーニウよっ!!」

カファルーは辺りを響き渡らす雄たけびをあげ、ディアーネは大声で笑った後、凶悪な笑みを浮かべてザハーニウを見つめた。

「………オオオォゥアアア……………」

「お祖父ちゃん!?ねえ!一体、どうしたの………!」

一方エヴリーヌは叫び声をあげているザハーニウを見つめて叫んだ。

「ぴ、ぴえええ〜………!や、やっぱりあの時のままです………」

「!?お祖父ちゃんを知っているの!?」

悲鳴を上げて呟いたテトリの言葉を聞いたエヴリーヌはテトリに振り向いて尋ねた。



「は、はい………ブレアードっていうご主人様を
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