第40話
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ンキ娘だなんて、誰も信じられないよ。それならまだリベールのお姫様の方が納得できるし。」
「え、えっと…………」
「まあ、そうだな。」
ジョゼットの言葉を聞いたクローゼは苦笑しながらエステルを見つめ、アガットは頷いた。
「あ、あんですって〜!?」
「………それは遠まわしに私も侮辱しているという事でいいのか………?」
「リ、リン様。」
「………落ち着きなさい、リン。それとエステルも。」
一方エステルはリンと共にジョゼット達を睨み、その様子を見たティナとラピスは2人を宥めた。
「ミントはそうは思わないけどな?だって、ママ、凄く優しいし。」
「そーだよね?」
「フフ………」
ミントとティータは首を傾げ、その様子をツーヤは微笑んで見つめていた。
「まったく、後で覚えていなさい……それより、ラピス、リン。………力を貸してくれるかな?」
「ええ、喜んで。私は貴女でもあるんだから。」
「これを機会に我が奥義、”聖炎剣”の全てを伝授してやろう!」
そして気を取り直したエステルに尋ねられたラピスとリンはそれぞれ力強く頷いた。その後リース達はメンバーを編成し、リース、エステル、アドル、ラピス、リン、ティナ、リタのメンバーで探索を再開し、しばらく進むとリース達の目の前に妖しげな光陣が2つ現れた!
〜冥き途〜
「……来ましたね。」
「みんな、気を引き締めて。」
妖しげな光陣を見たリタは静かに呟き、ラピスは警戒した様子で仲間達と共に武器を構えて警告した。そして妖しげな光陣から見覚えのある双鎌を構え、虚ろな目をした甲冑姿の女性とエメラルドグリーンの髪を持った白銀の鎧を装備し、聖気を纏った大剣を構えた女性が虚ろな目をした状態で現れた!
「サフィナさ………いや、”人間”のようだし違うわ!多分、あの人は………………って、もう一人はそ、そんな………!嘘でしょう!?」
敵を見たエステルは驚いたがある事に気付いた後もう一人のある人物を見て信じられない表情をした。
「ティファーナ様!それにシルフィア様まで………!」
「話にあった”グリモア”………か。しかし厄介な方達に化けましたね、ラピスお姉様。」
「ええ。………エステル。貴女なら知っているとは思うけど気を付けて。ティファーナはシルフィア殿やファーミシルス大将軍達に次ぐ強さだし、シルフィア殿の強さはファーミシルス大将軍とカーリアン殿と並ぶ………もしくは2人を超えているわ………!」
一方ティナはかつての仲間であり、ある理由により公式上隠されていたリウイの側室の一人、そして”ミレティアの英雄”と称えられたティファーナ・ルクセンベールと同じくリウイの側室でありかつては”メンフィルの守
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