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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第182話
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いて鼻を鳴らしたユーシスの言葉を聞いたマキアスはミリアムやクレア大尉を気にしながら冷や汗をかき、決意の表情で語るオリヴァルト皇子をアルフィン皇女は呆けた表情で見つめていた。
「まあ、オジサンが生きていたら無視するか抜け道を見つけてやりそうだね〜。ちなみにもし破ったらどうなるの〜?」
「その時は…………―――その暗躍をした愚か者達を”外法”扱いし、”星杯騎士団”の皆さんに”狩って”もらいます。」
「なっ!?」
「か、”狩る”って……!」
「ま、まさか殺すのでしょうか……?」
ミリアムの質問に答えたエイドスの答えを聞いたリィンは驚き、アリサは信じられない表情をし、セレーネは表情を青褪めさせて尋ね
「……貴方達は反論しないのか?殺人を強要されているのに。」
ガイウスは真剣な表情でセルナート総長達を見つめて尋ねた。
「無駄よ。”外法”を”狩る”のもそいつらの役目の上、ましてや崇めている存在である”空の女神”直々の勅命なんだから、躊躇う事なく実行するでしょうね。」
「ええっ!?それってどういう事!?」
セリーヌの指摘を聞いたエリオットは驚いた後信じられない表情で尋ね
「……”星杯騎士団”には”
古代遺物
(
アーティファクト
)
”の回収以外にも役目があるのですが……その役目とは後戻りできない”大罪人”――――”外法認定”された者を”狩る”のも彼らの役目なんです。」
「……七耀教会の”星杯騎士団”という組織の役目の一つが”外法”を”狩る”という事は、七耀教会の一番偉い人も認めているという事なの?」
クレア大尉の説明を聞いたゲルドは悲しそうな表情で尋ねた。
「―――その通りだ。”星杯騎士の心得”というものが我らにあってな。その中には『外法、滅すべし』という心得もあり、七耀教会が”外法認定”した者を”狩る権限”が我ら”星杯騎士団”にあるのだ。」
「当然”外法認定”には教皇も関わっているわ。」
「そ、そんな……七耀教会が殺人を認めているなんて……」
「しかも教皇様まで関わっているなんて……」
「それが七耀教会の”闇”という事ですか……」
セルナート総長とルフィナの説明を聞いたエリスとトワは信じられない表情をし、エマは重々しい様子を纏って呟き
「七耀教会が崇めているあんた自身の”勅命”とあらば、絶対に守るでしょうね……個人的に暗躍をして領土を手に入れる事は気にいらないけど、幾ら何でも”外法認定”はやりすぎじゃないかしら?」
サラ教官は厳しい表情でエイドスに問いかけた。
「女神である私自身を味方にし、更に私が現代を去った後に衰退した自国の領土を広げる為にまた同じ事を繰り返す等虫が良すぎる話の上、都合の悪い時だけ私を利用し
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