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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第178話
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、女神様が”ただの新妻”、ですか……?」
「フフ、中々ユニークな自己紹介じゃないか♪」
我に返ったトワとアルフィン皇女は戸惑い、アンゼリカは口元に笑みを浮かべてエイドスを見つめた。
「こ、このハチャメチャ女神は……!この期に及んでまだそんなふざけた自己紹介をするの!?」
「お願いですから、一度くらいはまともな自己紹介くらいしてくださいよ〜!」
「もう誤魔化そうと思っても無駄だぞ。第一お前さん、別れ際に本物の”空の女神”である事を認めたし、”神狼”からお前さんの事は色々聞いているぞ。」
サラ教官とアリサは疲れた表情で声をあげ、トヴァルは呆れた表情でエイドスを見つめた。
「ん?”神狼”って事はツァイトに会ったのか。」
「色々聞いていると仰いましたが、ツァイトから何を聞いたのですか?」
トヴァルの話を聞いたワジは目を丸くし、エイドスは不思議そうな表情で尋ねた。
「そ、その……人々から称えられて付けられた”空の女神”の名前が痛々しいって思っている事や普段は猫を被る”女神モード”で人々と接している話とか……」
「ブッ!?」
「そ、”空の女神”が痛々しい……ですか?」
「しかも女神が猫を被る”女神モード”って一体何なんですか……」
「アハハハハハハッ!こりゃ傑作だ!まさか”空の女神”が”空の女神”という名前自体を痛々しいと思っているなんて!」
「ハッハッハッハッ!どうやらその口ぶりでは裏話は他にもまだあるようだが、どんな裏話だ?」
リィンの話を聞いたケビン達がそれぞれ噴いたり表情を引き攣らせている中、ワジと共に腹を抱えて大声で笑ったセルナート総長はリィン達を見つめて問いかけた。
「後はエイドス自身がエイドスの仲間達とやらから”シリアスブレイカー”や”天然女神”に”KY女神”、後は”虹の悪魔”や”ゼムリアの魔王”と呼ばれていたという話も聞いたな。」
「エ、エイドス……」
「女神が”悪魔”や”魔王”に呼ばれるって一体何をしたのですか……」
「ううっ、未来の私とレアは一体どこで育て方を間違えたのかしら……?」
「ハハ……どうやらエステル君の”天然”は先祖代々だったようだね。」
ユーシスの話を聞いたアドルは表情を引き攣らせ、エレナとフィーナは疲れた表情をし、オリヴァルト皇子は苦笑し
「と、とても女神とは思えない裏話ですね……」
「そんな女神、前代未聞なの。」
「もしかしたらエイドスのイメージを壊したくないから、仲間の人達が後世に彼女の性格等についてを残さなかったのかしら?」
ナユタは疲れた表情をし、ノイは呆れ、クレハは苦笑し
「まあ……ツァイトったら、余計な事ばかり喋って。元の時代に帰る前に”お
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