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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第177話
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様や私達の湯着姿を見たのは絶対に許さないの!」

「事故とは言え、さすがにあれはどうかと思いますね。」

「ま、まあまあ……わざとじゃなかったのですし、リィンさんも罰を受けましたからそのくらいにしてあげたらどうですか?」

一方リィンをまだ許さない様子でいるクレハやエレナ、ノイとエイドスを見たフィーナは苦笑しながら諌めていた。



「………リィンさん?状況が落ち着いたら先程の件も含めたお説教がありますからね?」

「―――そうね。私達の方はまだ終わっていないわね。」

「その時は姉様にも加わってもらいますので、覚悟していてくださいね?に・い・さ・ま〜〜〜??」

「うふふ、ここは流れに乗ってその時はわたくしも加わりますわね、リィンさん♪」

「す、すみません、お兄様。今回も庇えませんわ……」

「………………」

「アハハハハハハッ!”そう言う所”もロイドとそっくりだね♪」

それぞれ膨大な威圧を纏っているクレア大尉やアリサ、エリスに微笑まれると共にからかいの表情をしているアルフィン皇女と疲れた表情をしたセレーネの言葉を聞いて表情を青褪めさせて身体を震わせているリィンをワジは腹を抱えて笑いながら見つめた。

「本当にあの人、神父なのかな………?」

「とても神父とは思えん言動ばかりだぞ。」

「法衣姿じゃなかったら、絶対信じないだろうな。」

「フフ、それに神父と呼ぶには若すぎるしな。」

ワジの様子を見ていたエリオットは冷や汗をかき、ユーシスとマキアスは呆れた表情をし、ガイウスは苦笑し

(な、何となくあの人、アンちゃんに似ているよね……)

(フフッ、そうかい?)

トワに視線を向けられたアンゼリカは静かな笑みを浮かべていた。



「ハハ……――――それにしても君達ともこんな所で再会する事になるとは思わなかったよ。ケビン神父、リース君。」

「いや〜、それはお互い様ですよ。」

「オリヴァルト殿下もご無事で何よりです。」

「お兄様?」

「殿下のお知り合いなのですか?」

ケビンとリースと親しそうに話しているオリヴァルト殿下の様子を不思議に思ったアルフィン皇女は首を傾げ、ラウラは尋ねた。



「ああ。ケビン神父とは”リベールの異変”で……リース君とは”影の国”で知り合ってね。アルフィンにも彼らの事を話したはずだよ。」

「まあ……!でしたらそちらの方々が。兄がリベールと”影の国”ではお世話になりました。本当にありがとうございます。」

「ハハ、世話になったのはお互い様ですよ。」

「それには同意。どっちかっていうとお世話になったのはケビンの方だと思う。」

アルフィン皇女にお礼を言われ、謙遜しているケビンの言葉にリー
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