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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第174話
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姉……!?」
セシルはロイドの反論を笑顔で流し、リィン達に微笑んだ後ロイドを病院へと連れて行き、その様子をリィン達とエリィ達は呆気に取られた様子で見守っていた。
「フウ……相変わらずね、セシルさん。」
「ティナさんを知っている身とすれば、とてもティナさんが転生した人物に見えないですね。というか”シメ”は自分のリア充っぷりを見せつけるとはさすがはロイドさんですね。」
「畜生、この弟王が!頼むからその位置を一度でいいから変わって下さい!」
我に返ったエリィは疲れた表情で溜息を吐き、疲れた表情で呟いたティオはジト目でロイドとセシルを見つめ、ランディはロイドを悔しそうな表情で睨んでいた。
「え、えっと……今の方は一体?リウイ陛下と親しいような口ぶりでしたが…………」
その時我に返ったメサイアは苦笑しながらエリィ達に尋ねた。
「さっきの人は幼い頃のロイドの世話をロイドの兄に当たるガイさんと一緒に世話をしていた方で、ロイドにとって姉同然の方なんです。」
「ちなみにあの人はガイさんの元婚約者で、今はリウイ陛下の側室の一人ですよ。」
「ええっ!?」
「ハアッ!?」
「”英雄王”の側室の一人だと!?」
「何故それ程のやんごとなき身分の方が病院に務めているのだ……?」
ティオの説明を聞いたアリサとサラ教官が驚いている中、トヴァルとユーシスは信じられない表情でロイドとセシルが入った病院を見つめていた。
「…………”セシル”…………あ。ま、まさか、今の方がリウイ陛下の第一側室のセシル・パリエ・ノイエス様ですか!?」
「兄様、セシル様の事をご存知なのですか?」
驚きの表情で声を上げたリィンの様子を見たエリスは不思議そうな表情で尋ねた。
「あ、ああ……――――セシル・パリエ・ノイエス。リウイ陛下が今年の2月くらいに側室として娶った方で、側室の中でも本来なら側室としての序列は最後であるはずなのに”第一位”の序列を与えられた事が有名な方で、その事からイリーナ皇妃に次ぐリウイ陛下の愛妻ではないかと噂をされている方だ。」
「ハアッ!?あ、あの”聖皇妃”に次ぐ”英雄王”の愛妻ですって!?」
「というかさっきお前さん達のリーダーの兄貴の婚約者でもあったって言ってたよな?一体どういう経緯があってあの”英雄王”とそんな仲になったんだ?」
リィンの説明を聞いたサラ教官は驚き、トヴァルは目を丸くしてエリィ達を見つめて尋ねた。
「―――その説明をし出すと時間がかかりますし、何よりもめんどくさいので詳しい事情は全部終わって状況が落ち着いてから本人に聞いて下さい。」
しかしジト目で説明を放棄したティオにリィン達は冷や汗をかいて脱力し
「も
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