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ガラスの海で
6部分:第六章
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第六章

16.DANCE
 今夜は二人何時までも踊ろう

 DANCE  二人だけで切ない夜を忘れて

 COME HERE  DANCE WITH ME

 今夜は二人だけの世界に浸って

 踊ろう朝までずっと

 どんなことも忘れて  嫌なことも悲しいことも全部忘れて

 踊ろうよ  涙なんか君には似合わないからさ

 今夜は二人だけで踊ろう  夜の暗闇が続く間は

 僕が側にいてあげる  君と踊ってあげるよ

 だから怖がらないで  側にいてあげるから

 DANCE WITH ME ONE NIGHT
 
 今夜は踊って過ごそう


 一夜明けたけれど踊らないか

 DANCE また二人だけでいるから

 SHALL YOU DANCE TODAY

 君がそうしたいって言うなら

 また一緒に踊ろう

 踊っている間は  僕だけを見ていてくれるから

 踊ってね  悲しみは僕の顔で忘れて欲しい

 今日も二人で踊ろう  そのまま夜まで過ごそうよ

 僕が一緒だから  君と一緒だから

 だから寂しがらないで  一人じゃないから

 DANCE FOREVER WITH ME

 一人じゃないよ 


 僕が側にいてあげる  君と踊ってあげるよ

 だから怖がらないで  側にいてあげるから

 DANCE WITH ME ONE NIGHT
 
 今夜は踊って過ごそう


17.秋と冬の間
 僕のいる時間  それは二度と戻らない時間

 この秋と冬の間も  決して二度と来ることはない

 その時間を過ごす僕は  貴重な時間を過ごしているんだ

 僕は僕だけれど  時間もまた時間なんだ

 二度と来ない出会い  時間との出会い

 その出会いを大切にしたい  二度と出会うことはないから

 秋が去って冬になろうとしているこの時間

 僕が出会ったこの貴重な時間を忘れない

 寒くなってくる美しい冷たさ  僕は今それを肌で覚えている

 何があっても忘れない為に  今この肌で覚えている


 秋と冬の間に  二度とやって来ない時間がある
 
 僕がいるこの時  決して戻ることはないんだけれど

 その時間を何となく  過ごす時はやっぱり多いんだけれど

 それでも残るんだ  時間を過ごしている事実は

 時間の針は戻らずに  また次の時間が来るのだけれど

 思い出すことはできるから  それを思っていたい

 冬になっていくこの貴重な時間を僕は持っている

 僕が手にしているこの貴重な時間を

 冷たい空気が支配して  それを時間が刻んでいくよ

 
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