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リリなのinボクらの太陽サーガ
インデペンデンス
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……ミーミル首都ノアトゥンの占領。管理局から聞いた話とまるで違う……!」

「しかも裏では聖王教会も噛んでるみたいだから、どこに敵がいてもおかしくないんだ。体内のSOPだけでなくXOFの手が回っている可能性がある以上、たとえ友達でも無自覚のまま“裏”に利用されてるかもしれないから、心から信頼できる味方とは言い切れないんだよね」

「なんで……なんでこんな事に……! ファーヴニル事変を乗り越えた今の管理局なら、不正が起きても自浄できる力があると思ってたのに……! なんか手酷く裏切られた気分だ……」

「まあ、あの戦いは絶対存在から生き残るためのもので、別に“裏”と戦って倒した訳じゃないから、管理局の腐敗した部分は残ったままだったみたい」

「そういえばあの時、暗黒物質を操れるからと言って勝手にお兄ちゃんを指名手配した勢力がいたね。今思い返しても腹立たしく思うな」

「しかも戦いの後に本人が消滅しちゃったから、指名手配を撤回させた意味が無くなってるし。まぁ、マテリアルズ曰く指名手配の事はサバタさんは全く気にしなかったみたいだけど、とにかくそうやって自分達の都合だけで誰かを陥れる人達が今もいる事はわかるよ」

「はぁ……当時はストッパーだった帝政特設外務省やラジエルの人達が頑張ってたからある程度の妨害……まあSEEDとかをある程度で済ませるのもどうかと思うけど、とにかくあの人達がいなくなった途端にここまで腐敗が進むなんて……」

「『次元世界の守護者』どころか、『次元世界の破壊者』と言っても過言じゃないぐらい、隠れてやってる事がアレだもんね。もういっそのこと管理局も聖王教会も解体しちゃった方が世界は平和になるんじゃないかな?」

「あはは……なのはの境遇を知った以上、そう言いたくなるのもわかるけど、それはちょっとオーバーな気がするよ。一部がどす黒くても他は一応綺麗なんだし……」

「その一部のどす黒さは綺麗な部分を簡単に塗り潰してしまうほど濃いから、こうして厄介な状況に陥ってるんだけどね。管理局の闇をもっと知りたいなら私よりもマテリアルズやマキナちゃんの方が詳しいから、今度情報交換とかしてみたら?」

「そうしてみるよ、向こうが話を聞いてくれたらだけど」

「皆優しいから、時間に余裕があれば多分フェイトちゃんなら大丈夫だと思うよ。私もリハビリや義手の製作、訓練で色々助けられたし、今もマキナちゃんのおかげで色々融通してくれてるもの」

「社員割引とかしてくれてるの? いいなぁ……アウターヘブン社製作の装備って、管理局じゃ手に入らない高性能かつ便利なものばっかりあるから、任務の時に雇ったアウターヘブン社のメンバーの装備を見るたびに羨ましいと思ってたんだ」

「まぁ質量兵器が多いのは地球生まれの企業だからしょうがないけ
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