第5巻
生徒会による演劇×対オータム戦
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俺から願ったもんだ。それに剣だけで防ぐ事自体が、最早人間業じゃないよなー』
「一夏、伏せて!」
俺とセシリア&簪による射撃から守ったのは、意外にもシャルであった。対弾シールドを装備していたが、服装は皆同じシンデレラ・ドレスである。なので対弾シールドから後ろにいたが、守られてばかりでは面白くないと知った俺。
「助かったが、まさかシャルが防御側とは」
「あはは、僕は戦うより守る方が似合っていると思うしね。それより指輪をここに置いてもらえると有難いなぁ」
「シャルの言う通りだが、スマン。後程、俺の部屋に来てくれ。じゃあな!」
「まあ一夏が言うなら、そうしておくよ」
逃げ出す俺に対して、ライフルではなく剣とナイフを持つ少女が現れた事で少しは面白くなりそうだな。
「一夏、覚悟!」
「指輪は私が頂く」
箒は日本刀でラウラは二刀流のタクティカル・ナイフだったので、俺は剣で対応し両サイドからの斬撃を軽く躱したのだった。
「危ない危ない、これだから子供に武器を持たせるなと言いたいが」
「流石は一夏、だが邪魔をするならまずはお前から排除しようじゃないか」
「邪魔をするな、ラウラ!」
「面白い・・・・来い!」
何故か勝手にバトルが開始したが、鈴とセシリアとシャルに簪となる。すると地響きがすると思いきや、やっと面白くなりそうな場面となった。
『さてさて、このままだと時間がありませんので只今からフリーエントリー組の参加となります!皆さん、王子様の指輪を目指して頑張って下さい!』
「やっと面白くなってきたな」
地響きの正体は数十人以上のシンデレラ、どんどん増えているがこうなったら素手だけで相手をするか。
「織斑さん、大人しくしなさい!」
「私と幸せになりましょう、王子様」
「その指輪をよこせぇぇぇ!」
こちらに向かって来るシンデレラの一群へ向けて、グレネードランチャーを撃った事で足が止まった。と言っても非殺傷能力のあるネット弾なので、シンデレラ達を一網打尽した。
「見つけたぞ、一夏!」
「そう来ると思ったぜ、箒」
剣と刀が火花を散っているが、片手で持つ剣に対してもう片方の手でショットガンを撃つ瞬間に離れた箒。片手でのショットガンを持つ俺、さて次はどう来ると思ったがどうやらオータムが動いたようなので自然的に足を引っ張られてセット上から落ちるようにして到着。
「着きましたよ」
「・・・・ふう、どうも」
誘導されるがまま、セットの下を潜り抜けて更衣室へとやって来た。演劇開始する前の部屋であるが、ここなら本気を出せる空間とされている。
「で?何故ここにいるんだ、巻紙さんよ」
「はい。この機会に貴方のISを頂きたいと思
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