暁 〜小説投稿サイト〜
インタビュー・ウィズ・キラー 慈愛なる殺人鬼の告白
第4話 後半戦-4

[8]前話 [1]後書き [2]次話
とりあえずまずは……

すずむしに報告。

刑務所 面会室


「なにしにきたの」

「聞いてると思うけど、一応報告」

「サキは自殺してない。多分、殺されてる」

「サキの死にはあんたんトコの叔母さんが関わってる」


「アンタ、そんなことワザワザ言うためにここに来たの?」

「そうよ。後……あんたの叔母さん殺すから」

「……早季子のために?」

「もちろん」


なぜかそれを伝えるとフジコは戸惑った顔をしながら訊ねてきた。


「ねぇ、なんでそこまで……私に似たブスな早季子の為にやるの?血の繋がりも無いのに」

「私が母親だからよ」


そう返答したら真顔で


「じゃ…私のために…」

「それだけは絶対にヤダ」

「なんでよ?? あたしはねぇ……」

「血の繋がった赤の他人でしょ?」

「……」


そう言ったらうなだれちゃってそのまま、ほぼ無言で面会室から出て行ちゃったのよね。

前は特に気にしなかったけど

今は少し言い過ぎだと反省してる。
[8]前話 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ