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ガラスの海で
3部分:第三章
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第三章

7.ハイウェイ
 真夜中のハイウェイ  一人バイクを走らせて

 覚えていたくないことを必死に忘れようとする

 汚れた悲しみを  どうしようもない苦しみを

 どうしても忘れる為に  バイクを飛ばす

 朝になれば明日になれば

 こんな苦しみから解放されればいい

 青い道が何処までも続きその中に浮かび上がる想い

 汚れた想いは忘れてしまいたい

 自分の罪はわかっていても  残ってはいても

 忘れたいから  覚えていたくないから
 
 一人道を進む  何かも忘れるように


 真夜中のハイウェイ  いるのは一人

 あんなことをしたからそれを拭い去る為に

 一人走る  どうしようもない辛い気持ちで

 バイクを飛ばしていって  心を清める

 何時かこうして走って

 楽な気持ちになれればいい

 月明かりの中で汚れた心を振り払おうと

 ハイウェイを走っていく

 忌まわしい記憶が消えず  一人走って

 記憶は消えない  決して消えはしない

 けれど走る  それから逃げる為に


 青い道が何処までも続きその中に浮かび上がる想い

 汚れた想いは忘れてしまいたい

 自分の罪はわかっていても  残ってはいても

 忘れたいから  覚えていたくないから
 
 一人道を進む  何かも忘れるように


8.Rain
 Rain  降り注ぐよ  Rain  夜の闇の中に

 一人歩く僕に降り注ぐ  闇の中の雨

 一人ぼっちになった僕に  静かに降り注ぐ

 あの時言えばよかったんだね

 一言御免と  そうすればよかったのに

 今は雨の中一人  僕は一人になった

 Rain  雨が僕を濡らす  何時までも濡らしてく

 夜に一人ぼっち  傘もささずに

 Rain  君を傷つけてしまった僕は

 こうして一人歩いて  雨を受けている


 Rain  雨は静かに  Rain  闇の中に音響かせ

 僕は一人それそれを受け  漆黒の道の上に立っている

 そんな僕を雨は  清めてくれている

 あの時君を騙して嘘をつき

 汚れた心  それを清めてくれる

 そして思う  明日晴れたならば

 Rain  君に言うよ  言えなかったことを

 あの時言うべきだった  あの言葉を

 Rain  それに気付いたのは雨だから
 
 僕の心にも雨が  降っているからだよ


 Rain  雨が僕を濡らす  何時までも濡らしてく

 夜に一人ぼっち  傘もささずに

 Rain  君を傷つけてしまった僕は

 こうして一人歩い
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