第五十三話 野村大佐!将棋は実は種類が多い!!その十四
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「これで勝てる!」
「やってやるぜ!」
二人はこう言って卓に座りなおしてだった、勝負を再開すると。
これまでよりも遥かに冴えた采配でだ、駒を進め。
瞬と野村を追い詰めていく、そしてだった。
勝った、二人は詰となった時点で言った。
「セブンセンシズで相手の考え読んでたからな」
「テレパシーでな」
「いや、こうした勝負だと楽だな」
「相手の考えがわかっているとな」
今回のイカサマはこれだったのだ。
「相手の心超能力で読むとか反則じゃないだろ」
「将棋のルールは超能力考慮してないからな」
そんなもの考慮している方がおかしい。
「だからな」
「ここはそれを使った俺達の勝利だぜ」
「今回も勝利!」
「鮮やかなな!」
こう言って勝ち誇る、そして。
全世界にだ、胸を張って囃し立てる声で言った。
「どうだ、俺達は!」
「金持ちで強くてパワーアップもする!」
「最高だろ!」
「こんなチートの主人公他にいねえぜ!」
「だから褒めろ!」
「応援しろ!」
さながら某国の将軍様の様にだ。
「グッズ出たら買え!」
「一人当たり百個ずつな!」
「読者もだ!」
「その時は絶対に買え!」
現実世界でも売上アップすべきである。
「そっちは作者が喜ぶからな」
「絶対に買えよ」
「おもちゃ最強だぜ」
「バンダイナム○なんか凄いからな」
「タカ○さんもな」
「何しろ戦隊って普通に一年で百億の売上だってな」
それを切ると問題になる程らしい。
「ライダーもな」
「それウハウハ過ぎるだろ」
「ガンダ○だって凄いぜ」
「作者今手がシモヤケとアカギレで大変だけれどな」
「自分の部屋だけの暖房も買える」
「あったかい部屋でいつも書けるんだ」
家自体に暖房はあるが自分の部屋にはなく仕事で食べものを扱っているので冬でも素手なのでそうなってしまうのだ。
「それいいよな」
「夢みたいな話だぜ」
「儲かったら暖房も買える」
「厚着でも手はシモヤケになるからな」
だから今手が痒い。
「金最高!」
「というかグッズ化しろ!」
「この作品メディア展開だ!」
「作者の為に!」
「それ以上に俺達の為に!」
「金の為に!」
「この屑路線ではや五十三話」
ここで東映の任侠ものの着流しの粋で腕の立つ人そのままの外見の人が出て来た。名前は正さんとしておこう。地味な色の着流しに角刈りの頭、左手に持って拡げて掲げている紙の蛇の目傘が非常によく似合っている。
「屑は屑のままであります」
「で、この正さんの声は石田彰さんか」
「声優さんに金かけてるなあ」
「あくまでアニメ化したらな」
「凄いことになってるな」
二人も言う。
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