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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第164話
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正直に答えてください。」

「何を答えればいいの……?」

「貴女達によって”改変された歴史”のクロウとクロチルダさんは生きているのですか?」

「…………二人の未来についてキーアが答えられるとしたら、”リィン達次第”としか言えないよ。」

「え…………」

未来のキーアが答えた予想外の答えにリィンは呆けていた。



「あら?二人揃ってこんな所で何をしているのかしら?」

その時人間の姿をしているルファディエルが近づいてきた。

「あ、ルファディエル。」

(”ルファディエル”ですって!?)

(よりにもよって”叡智”かよ!ヤバイ奴に見つかっちまったな……!)

キーアの口から出たルファディエルの名を聞いたサラ教官とトヴァルは血相を変えてルファディエルを警戒していた。

「えっと……その人達に用事があったけど、もう終わったから帰る所だよ。」

「?……………!貴方達は確か…………」

未来のキーアの話を聞いたルファディエルはリィン達をジッと見つめてある事に気付き、ルファディエルの視線にリィン達は冷や汗をかいて黙り込んでいた。



「……フフ、本来なら密入国の罪でクロスベル警察まで同行してもらうべきだけど、こっちにも事情があるし、貴方達に構っている程暇じゃないから今回は見逃してあげるわ。―――二人とも行くわよ。」

「はーい。」

「うん……えっと……キーアが言うのは間違っているかもしれないけど…………頑張って……!リィン達の”シレン”は他の人達と比べると厳しいけど、リィン達ならきっと超えられるよ……!」

ルファディエルに促されたキーアはリィン達に応援の言葉を送った後未来のキーアと共にその場から去って行った。
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