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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第161話
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関係で土地勘もある程度あるから、あたし達がクロスベル市まで先導するから遅れずについてきなさい。」
「わかりました。」
サラ教官の言葉にリィンは頷いた。その後リィン達はサラ教官とトヴァルの先導でクロスベル市に到着した。
同日、12:00――――
〜クロスベル市・西通り〜
「ここがクロスベル市……」
「ここのどこかにマルギレッタさんが………」
クロスベルに到着したアリサは物珍しさに周囲を見回し、リィンは真剣な表情で周囲を見回していた。
「?何だあの高層ビルは。」
「―――”オルキスタワー”。”IBC”のテコ入れで完成した大陸史上初の超高層ビルよ。」
「あ、あれが話にあった”オルキスタワー”ですか……」
「ここからでも一部が見えるくらい凄く高い高層ビルね………確かオルキスタワーの最上階は30階を越えていたはずだから……RFグループの本社ビルすらも比べ物にならないわね。」
ユーシスの疑問に答えたサラ教官の話を聞いたエリスは驚きの表情で遠目で見えるオルキスタワーを見つめ、アリサは苦笑しながら見つめていた。
「その”オルキスタワー”だが……クロスベル帝国軍の話では今は”クロスベル帝国”の”本城”として使われているそうだぜ。」
「ええっ!?オ、オルキスタワーがですか!?」
「フン、高層ビルを”本城”に使うとは貿易都市であるクロスベルにとっては相応しい本城かもしれんな。」
トヴァルの話を聞いたアリサは驚き、ユーシスは鼻を鳴らして呟いた。
「という事はそこのどこかにマルギレッタさんがいる可能性もありますよね………?」
「ただ、”本城”として使われているのなら警備も当然厳しいのでしょうね……」
真剣な表情で呟いたリィンの意見に続くようにエリスは不安そうな表情で推測し
「……まずはギルドの支部で情報を集めるわよ。確かクロスベルの支部は東通りにあったはずよ。時間も限られているし、行くわよ。」
「はい。」
サラ教官はリィン達を促し、歩きはじめようとした。
「ちょっと待った。お前さん達の場合、クロスベル市を歩き回る時はくれぐれも周囲を警戒しながら歩く必要がある事を覚えておけ。」
「?それはどういう意味だ。」
トヴァルの忠告を聞いたユーシスは不思議そうな表情をし
「……”特務支援課”には以前やった”特別模擬戦”であたし達の顔が割れているわ。警察でもある彼らがエレボニア帝国の士官学院出身のあたし達をクロスベル市で見つけた場合事情聴取をして来る可能性があるって事よ。」
「あ……っ!」
「そう言えばロイドさん達は俺達の事を知っていますものね……」
サラ教官の推測を聞いたアリサ
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