北方作戦
第12話 新たな仲間、襲来?
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
姫「アリガ…トウ……♪」
こうなってしまえば流石の俺でも断る訳にもいかないから、やも得ず信用することにする。
一方の本人はなんか上機嫌に見えた。
長門「いいのか提督、本当に置いても?」
座蒲郎「こうまで誓うと言うんじゃやも得んし、とりあえず信用するとしよう。
代わりに、監視はするけど……」
長門「まっ、そう言うなら仕方ないな」
戦艦棲姫を置く事に長門に抗議を受けたけど、解体してでも約束するから否定のしようが無い事を話して、納得してどうにかもらった。
ーーーー
けれど……
座蒲郎「流石に戦艦棲姫って名前は駄目だと思うな、戦艦棲姫はどちらかというなら艦種っていったところだし。
それにここに置くとなれば名前をつけておかないと、上層部からなんて言われるか分からないし」
陸奥「言われてみればそうね」
問題がそこだった。第一、そうなると上層部にも話しておく必要も出るから一層嫌な予感しかしないから、とりあえず名前だけでもつけるとする。
座蒲郎「うーん…そうだな……」
ただどんな名前をつけるかやらだった。他のみんなに任せたらろくでもない名前をつけそうだから、俺自身で決めるのが最善の策だが良い名前が浮かばない。
戦艦棲姫で一番に脳裏に浮かぶのは……
座蒲郎「アイアンボトムサウンド……」
開幕前に言い放つ戦艦棲姫のセリフ。けれどそれじゃ駄目だから……
座蒲郎「サウンド……音…姫……」
サウンドの日本語訳の音と戦艦棲姫の姫。その2つを繋げて……
座蒲郎「“音姫(おとひめ)”……でもなぁ…それだと誤解されそうだしなぁ……」
音姫。けどおとぎ話の乙姫と間違われる可能性があるから駄目。そうなると……
座蒲郎「“奇姫(キキ)”……」
戦艦棲姫「!」
座蒲郎「“奇姫”って名前はどう?」
音の代わりに奇跡の奇で奇姫。この名前が浮かび、本人に聞いてみると……
戦艦棲姫「キ…キ……ウン……スキ……キニ…イッタ……」
本人も気に入ったようでこれで決まった。 ̄
座蒲郎「よし、じゃあこれから宜しくな。奇姫。」
奇姫「ハイ……」
戦艦棲姫を“奇姫”って名前で鎮守府に置くとして…、 ̄
ーーーーーーーーーー
座蒲郎「上層部になんて言おうかやらだな」
1番の問題がそこだった。
その時……
≪ジリリリリーーン…ジリリリリーーン……!≫
デスクに置かれてる電話の音が部屋中に鳴り響いた。
座蒲郎「誰だろう?」
≪ガチャッ≫
座蒲郎「横須賀鎮守府の沢小路提督ですが、どちら様ですか?」
受話器と手に取り耳に近付けて相手を聞くと……
海相『どうやら悩んでいるみたいだな沢小路提督、敵さんの深海棲姫を置く
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ