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異世界系暗殺者
パーツ・ウォウBクラス:ディスク・3時間目
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【視点:殺センセー】



おや?今回は私が語り部ですか?珍しこともあるものですね。まぁ、私の様なイケメン教師が今まで語り部にならなかったことの方がおかしかったとも言えますが……。

ヌルフフフっ。それではこのイケメンカリスマ解説者の殺センセーが超体育館で行われているパーツ・ウォウBクラス:ディスクの解説をしたいと思います。

まず、1セット1プレー目は渚君達挑戦者側が先制点を取りました。木村君が炎分身を――あっ、違う!速水さんのα電磁波の幻覚だ!!

速水さんの幻覚に騙されたカルマ君が無数の小型牙を放っていましたが、それも杉野君――じゃなくて、α電磁波で杉野君に見えていた寺坂君に防がれ、超臨界流体の壁を――

あっ!杉野君が流れ弾ならぬ、流れ牙を返して、渚君と木村君がイッキ君の足止めをして、速水さんがタッチダウンした!なんか……、なんか凄い(バトル)だーーー!!

2プレー目は正規実用型疑似玉璽(プロダクション・サブレガリア)を持つ王組も本気になった様で影技(シャドウ)というものが何故か私にも見えました。

イッキ君はなんか阿修羅の様な狐で、神崎さんは和装っぽい美女?カルマ君は大きな狼でしたね。磯貝君は竜に跨った騎士で、前原君は大剣を持った黒魔術師でしょうか?片岡さんは貴族っぽい金髪ロリでしたね。

そして、試合が再開されるとイッキ君達は容易く渚君達の横を抜けて行きました。クラス内でも敏捷性のある杉野君が進路妨害役として自陣の手前にいましたが、イッキ君に呆気なく背後を取られました。

そこからの攻防は驚きの連続です。イッキ君が杉野君を気絶さたかと思えば、カルマ君がその杉野君に牙を放ったんですよ!しかも、大型牙を2つ交差させた超獣の牙です。

あれをまともに食らえば、私でもダメージを負うでしょう。そんな牙から杉野君を救ったのは速水さんで、けど、牙はイッキ君に倍返しで弾き返され、速水さんと杉野君、寺坂君、岡野さんが一網打尽にされそうになって、それを渚君が防いで――――。

兎に角、これも……。これも凄い(バトル)だーーー!!と――――


「こんな感じでしたね」
「「「「「「「「「「実況解説する気があるなら、もっと臨場感あるのにしろ!!見たことそのまま口にしてるだけじゃねぇか!!!」」」」」」」」」」
「にゅやッ!?」
「まぁまぁ、皆落ち着きなよ。先生の実況下手なんてどうでもいい情報より気にすることがあるでしょ?」
「ちょっ、中村さん!?どうでもいいとか、先生傷付きますよ」
「確かに、殺センセーの実況下手より気になることはあったな」
「菅谷君!!?」
「ああ。まさか、渚にあんな熱い一面があったなんてな」
「普段がバリバリ草食系だから、マジで驚いたな」
「吉田君、村松
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