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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第158話
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、このリベールは周辺諸国に国力で劣っている。人口はカルバードの5分の1程度。兵力に至っては、エレボニアのわずか8分の1にしかすぎない。メンフィルと比べれば、どれほど差が開いているかわかないほどだ。唯一誇れる技術力の優位はいつまでも保てるわけではない。”百日戦役”のように二度と侵略を受けないためにも我々には決定的な”力”が必要だと思ったのだよ。」

「”力”……」

エマの問いかけに対するリシャールの説明を聞いたゲルドは呆け

「………ちなみに彼が求めていたリベールの”力”とは七の至宝(セプト=テリオン)の一つ――――『輝く(オーリオール)』――――1年前に起こった”リベールの異変”に深く関わっている”至宝”だったんだ。」

「ふええええっ!?じゃ、じゃあ1年前のリベールの国境付近で起こった”導力停止現象”の正体は”至宝”だったんですか!?」

「まさか伝説の”至宝”が関係していたとは驚いたね……」

オリヴァルト皇子の説明を聞いたトワは驚き、アンゼリカは目を丸くした。



「………確かに”至宝”をその手にすれば周辺諸国に対抗する強力な武器になるけど……反逆者になってまで手に入れたかったのかしら?」

「ああ。君達は知らないと思うが”百日戦役”後カシウス准将は一度軍を去ってね。国を守る英雄は去った事によって不安に駆られた私は情報部を作ったんだ。諜報戦で他国に一歩先んじることもそうだが……あらゆる情報網を駆使してリベールに決定的な”力”を与えられるものを探したのだよ。」

「それがリベールで起こったクーデター事件の”真相”…………」

「……リシャール殿がクーデターを起こそうと決意した切っ掛けはエレボニア帝国の”百日戦役”で、愛国心によるものだったのですか…………」

「やれやれ……同じ反逆行為でも、”貴族連合”が起こした内戦とは大違いだね。」

「……………………」

セリーヌの疑問に答えたリシャールの話を聞いたフィーは静かな表情で呟き、ラウラは複雑そうな表情をし、アンゼリカは疲れた表情で呟き、トワは辛そうな表情で黙り込んでいた。



「……最も、その際にエステル君に私の考えが論破され、そしてクーデターが失敗に終わった時にカシウス准将に喝を入れられてね。服役中に自分を見つめ直して、いかに自分が傲慢で視野が狭かったのかや私自身の過ちに気付く事ができたのだよ。」

「そしてエステル君達によって考えが変わった彼は今に到る……と言う訳さ。」

リシャールの言葉に続くようにオリヴァルト皇子は静かな表情で答えたが

「―――いいえ、それは違います、殿下。」

「……?どういう事だい。」

静かな表情で首を横に振ったリシャールの答えを聞くと不思議そうな表情で尋ねた。



「…
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