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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第154話
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いうのに、勿体ないお言葉です。」
リィンとユーシスの疑問に答えたユーゲント三世の話を聞いたエリスは静かな表情で会釈した。
「……リィン・シュバルツァー。どうかアルフィンを大切にしてやってくれ。これはアルフィンの”親”としての頼みだ。」
「陛下……はい……!」
ユーゲント三世の言葉にリィンは決意の表情で頷き
「――――ユーシス・アルバレア。そしてラウラ・S・アルゼイド。お主達が新たな祖国――――メンフィルにて明るい未来をその手で掴みとる事、心より願っている。」
「陛下……」
「勿体なきお言葉です。例え祖国が違えど、かつてはエレボニアに仕えていた者として、これからも陛下達に可能な限り御力になる所存であります。」
ユーゲント三世に視線を向けられたユーシスは驚き、ラウラは静かな表情で会釈した。
「フフッ、ありがたい言葉だが、リウイ陛下達にお主達の忠誠が疑われるような真似はくれぐれもしないでくれ。―――レーグニッツ、ヴァンダイク。私達が戻ってくるまでにメンフィル、クロスベルからの追及があった際の時間稼ぎを頼む。」
「どうかお任せあれ。」
「リベールとの交渉が無事成功する事を心からお祈りしております。」
そしてユーゲント三世の言葉にレーグニッツ知事とヴァンダイク学院長はそれぞれ頭を下げて答え
「……連合軍が唯一残っているラマール州を完全に制圧している間の今日しか、
機会
(
チャンス
)
はない。みんな……絶対に成功させよう!」
「おおっ!!」
リィンの号令に仲間達は力強く頷いた。
その後メンバー編成をし……リィン、アリサ、ユーシス、サラ教官、トヴァル、エリスのA班はガレリア要塞跡までカレイジャスで送り届けてもらった後クロスベルへと向かい……セレーネ、マキアス、ガイウス、エリオット、ミリアム、クレア大尉のB班は鉄道でバリアハートへと向かい、オリヴァルト皇子達C班はカレイジャスでリベールへと向かって行った…………
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