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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第153話
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だ事により三国の皇族達同士にそれぞれ”縁”ができたとなれば、国際的にも明るい話になって、恩赦が出てお前さん達が助けたい二人を減刑できる可能性もあるから、少なくても”処刑”は免れる事ができる可能性も十分にあるぜ?」

「そ、それは…………〜〜〜〜〜〜っ!ううっ……わかりました…………」

そしてトヴァルの話を聞いて口ごもったリィンは頭を抱え込んで悩みぬいた末、疲れた表情で頷いた。

「フッ、決まりだね♪あ、リィン君の妻としての序列は後で君達が仲良く相談して決めてくれたまえ♪無論、アリサ君達も交えてね♪」

「うふふ、勿論そのつもりですわ♪」

「アハハ……わたくしは別に順番は気にしないのですが。」

「その……私もリィン様と結婚できれば、順番は気にしませんわ。」

オリヴァルト皇子の言葉にアルフィン皇女は嬉しそうな表情で頷き、セレーネとメサイアは苦笑し

「リィンさん……」

「リィン君……わたしもお嫁さんにしてくれるって言ってくれたよね……?」

「一晩でエマだけじゃなく、その娘まで……アンタ、本当に節操がないわね。」

不安そうな表情でリィンを見つめるエマとトワの様子を見たセリーヌはジト目でリィンを見つめた。



「ト、トワ会長!?」

「い、委員長どころか会長まで……」

「おや。まさかあの夜にトワ以外も攻略し終えていたとはねぇ?クロウが今のリィン君の状況を知ったらさぞ悔しがるだろうね♪けど、そのリィン君の今の状況で助かるからクロウは文句すらも言えないね♪」

「リィン、そなた……懲りずにまた罪を重ねたのか。」

「阿呆が……」

「………………あの後いいんちょと会長を落としていたんだ。」

トワの言葉とセリーヌの言葉を聞いたマキアスは驚き、エリオットは表情を引き攣らせ、アンゼリカは口元をニヤニヤさせ、ラウラは真剣な表情でリィンを見つめ、ユーシスは呆れ、フィーは怒気を纏ってリィンを見つめた。



「へ、へぇ?まさか一晩で二人も増やすなんて、私も驚いたわよ?リ・ィ・ン〜〜〜〜〜??」

「全てが終わった後、詳しく聞かせて頂きますからね?に・い・さ・ま〜〜〜〜〜??」

「……リィンさん?全部終わった後にお説教がありますから、覚悟していてくださいね??」

「……………………」

(ヒッ!?い、いい加減にその癖は止めてよ、リィン〜!)

(もっと爆発しなさいこの超鈍感にして超リア充男!)

膨大な威圧を纏って微笑むアリサとエリス、クレア大尉に一斉に見つめられたリィンは表情を青褪めさせて身体を震わせ、それぞれの主の身体の中にいるミルモはアリサを怖がり、ヴァレフォルはリィンを睨み、その様子をその場にいる全員は大量の冷や汗をかいて見守っていた。
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