3話
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かという納得できない顔だ。
「そのような選出は認められません! 大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ! わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を1年間味わえとおっしゃるのですか!?」
やっぱりそうか。先ほどのやりとりでも彼女の考えはなんとなく読める。
「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります! わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」
そこまで言うか。逆にすごいな。
クラスの半分が日本人、しかも教師も日本人であるにも関わらずの暴言を吐くか。
怒りよりも先に感心が来た僕はそのまま耳を傾ける。
「いいですか!? クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!」
まだ何も決めていないのに実力が1番あるのは自分、か。よほどの自信だな。
「大体、文化としても更新的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で―――」
「イギリスだって大したお国自慢ないだろ。世界1まずい料理で何年覇者だよ」
我慢が出来なくなったのか一夏さんはオルコットさんに反論する。喋らせておけばどこかで黙るのに反論するなよ。余計にヒートアップするだけじゃないか。
「なっ……!?」
視界の片隅ではおそるおそる後ろを向く一夏さんと、顔を真っ赤にしているオルコットさんが目に入る。
まずい、このままだと泥沼の罵り合いが待っている。
2人の先生を見るが山田先生はオロオロしているばかり、織斑先生は2人のやり取りを見ているだけだ。
クラスメイトは2人の様子に焦っているようだが、そんな暇があればさっさと止めろ。
「はい、そこまでです。お2人共」
小さくため息を吐きながら席を立ち上がり2人の視界に入るように間に入り止める。
「喧嘩するのは構いませんが、今は他の皆さんの時間も使ってるんですから止めましょうよ」
僕の言葉に一夏さんは助かった、と言わんばかりに力を抜く。どうやら口が滑って言い返してしまったみたいだ。
そのまま目線で「悪い鬼一」と伝えてくる。
クラスメイトたちも安堵の息が小さく溢れる。
だが、オルコットさんはまだ怒りが収まらないのか、それとも僕のことなんて視界に入っていないのか言葉を続ける。
「あっ、あっ、あなたねえ! わたくしの祖国を侮辱しますの!?」
やばい、完全にとまらないやつだコレ。凄いめんどくさい展開が待っているのが容易に予想できる。
「決闘ですわ!」
再度机を叩くオルコットさん。
あんた、今の自分理解してい
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