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心の剣
8部分:第八章
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24.さよならは忘れられて
 別れた筈だったのに  また君と出会った

 偶然だけれど  まさか君とまた会うなんて

 お互いに何も言えないで立ち尽くす僕達

 さよならの言葉が頭の中をよぎる

 あの時のことも蘇ってくる

 何て言えばいいのかわからず  ただ立ちつくす

 そのまま僕は立っている  何も言えず

 あの日のことがまだ心に残っているから

 言うことなんてできる筈もなかったよ

 君との別れは終わりの筈だったのに

 またこうして出会うなんて  残酷な話だよ

 
 さよならの言葉がまだ  心に残ってるのに

 そんな時に何故  君と再会なんてしたんだ

 けれど僕が前に出ると君がその口で

 そっとまた一緒にと言うから
 
 あの別れが消えていくよ

 それであの時の別れは消え  抱き合うだけさ

 そのまま僕達はもう一度  二人になる

 あの日のことはもう遠い思い出になって

 今はまた二人になれる奇跡が

 君との別れはほんの一時だったけれど

 そのことは僕の心にずっと  残るのかな


 あの日のことがまだ心に残っているから

 言うことなんてできる筈もなかったよ

 君との別れは終わりの筈だったのに

 またこうして出会うなんて  残酷な話だよ

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