第37話
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うなんだ。リースさん、どうする?」
「…………彼女を守る方もいらっしゃるようですし、その杖がどのような効果かは知りませんがティータさんのように知識がかなり豊富に見受けられますから、私達では気付かない事でも気付く可能性があります。…………ぜひ、お願いします、ティオさん。」
「はい。………ラグタス、戦闘中はよろしくお願いします。」
「うむ、任せておけ。」
リースに言われたティオは頷いた後、ラグタスを見て言い、ティオの言葉にラグタスは頷いた。
「そ、そんな杖がエプスタイン財団で開発されているんだ………どんな杖なんだろう?ドキドキ…………」
「………最近のガキはどうしてこう、機械弄りが好きなんだ?」
一方ティータは興味深そうな様子でティオが持っている杖を見つめ、その様子を見たアガットは呆れた。
「…………………………」
「………?私に何か?」
アネラスは真剣な表情でティオをジッと見つめ、見つめられたティオはアネラスに尋ねた。
「可愛い〜♪ひんやりした雰囲気で大人びているのに、子供らしい 大きな瞳と小さな唇が主張しているのが絶妙!抱き締めていいかな!?」
「(…………危険人物と断定。)嫌です。」
アネラスの様子を見たティオは心の中でアネラスを自分のブラックリストの名前に載せた後、ジト目でアネラスを見つめてバッサリ断った。
「ガクッ……………フフ、でも機会が一杯あるからティオちゃんを抱き締める為に頑張るから、待っててね!!」
「…………………………(いざとなれば、ラグタスに助けてもらいましょう。)」
断られたアネラスは肩を落としたが、それでもめげずに目を血走らせて叫び、アネラスの気迫を見たティオは心の中で自分に危険が迫った時の事を考えていた。
「あれ?そういえばそのストラップ…………もしかして”みっしぃ”かい?」
「ええ。ナユタさん達の世界にもあるのですか?」
一方ナユタはティオのオーブメントについているストラップに気付いて尋ね、尋ねられたティオは答えた。
「うん。というか、僕達の世界には本物の”みっしぃ”がいるもの。」
「変な所に隠れている謎の生物なの。」
「…………………その話、後で詳しく教えて下さい。」
ナユタとノイの話を聞いたティオは真剣な表情でナユタ達に頼んだ。
その後リース達はメンバーを編成し、リース、エステル、アドル、フィーナ、ティオ、レン、リシャール、エクリアのメンバーで探索を再開し、そして終点に到着した。
〜光迷宮・終点〜
「あ……!」
次の星層へ行く転位陣を見つけたエステルは声を上げた。
「どうやらあれがこの星層の出口のようだね。特に妨
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