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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第36話
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に見つめられたアドルは唸った後一歩下がった。

「?どういう事ですか?」

「えへへ………それはね………」

その様子を見たフィーナは首を傾げて尋ね、そしてエステルは説明した。

「まあ…………アドルさんの生涯の活躍が物語に………フフ、それは素敵な事ですけど、アドルさん…………やっぱり、色んな女性達を惹きつけたのね。」

「フィ、フィーナ!?」

「あ、やっぱりそうなんだ。」

エステルから事情を聞いたフィーナは驚いた後、苦笑しながらアドルを見つめ、見つめられたアドルは慌て、エステルは納得した様子で話しかけた。

「ええ。アドルさんが素敵なのは私自身が一番わかっている上、わかりやすい例としてリリアがいましたし、レアも怪しかったですから。………エステルさん。アドルさんが親しくなった女性達の事、後で教えてくれませんか?」

「うん、いいわよ!」

(な、なんだろう………?嫌な予感しかしないんだけど………)

(………ご愁傷様です、アドルさん。)

そしてフィーナとエステルの会話を聞いたアドルは冷や汗をかき、ヨシュアは哀れな視線でアドルを見つめた。



その後探索を再開したリース達はさらに進んで行くと、先程まで探索していた光に満ちた迷宮とは真逆の闇に満ちた異空間の迷宮に出て、探索をした所、なんとパテル=マテルがあり、その近くにあった封印石を見つけ、中にいる人物を解放する為に庭園に戻った…………



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